Sunday Song Book #1430

2020年03月08日 | Sunday Song Book

2020年03月08日プレイリスト「明るい山下達郎で棚からひとつかみ」
1. パレード (LIVE) / 山下達郎 "17/08/31 長野ホクト文化ホール"
2. ドリーミング・デイ (LIVE) / 山下達郎 "94/05/02 中野サンプラザ"
3. DOWNTOWN (LIVE) / 山下達郎 "19/09/11 松山市民会館"
4. いつか (LIVE) / 山下達郎 "14/10/10 名古屋ボトムライン"
5. CIRCUS TOWN (LIVE) / 山下達郎 "17/08/31 長野ホクト文化ホール"
6. 希望という名の光 (2017 ACOUSTIC VERSION) / 山下達郎
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・近況
「コロナウイルス全国、騒然としております。もう諸説紛々、てんでんバラバラに各々が言いたいことをメディア、ネットでですね、言いまくってるというですね。何が本当で何が嘘か全然わからないと(笑)。先週、ガール・ポップをやりましたけれども。先週のこの番組のときにいただいたハガキと、今週今日までその一週間でいただいたハガキが、もう内容がガラっと変わりまして。みなさん、コロナのですね、ものに対する戸惑いと不安と、いろいろなことが書かれております。もちろんいつもいただく超常連の方々がガラッと文面を変えましてですね。こういうことが何度かありましたけれど、いちばん記憶に残っておりますのは、3.11のですね、東日本大震災のときに、やはり超常連の方々が、いつもは音楽のことを語ってらっしゃる方が、そうした、自分の心情の吐露とかそういうことを書いて送ってくださいました。あれとちょっと似ておりますけれども。でも今日、わたくしのこの番組に送られてきたお便りは、みなさん、冷静で穏やかです。そういう意味では物言わぬ多くの良心というのが常にちゃんと存在しているんだなというそういう感じがいたします。早くこの事態克服できるように、みんなで助け合って行こうという、そういう意志をお持ちの方ばっかりです。ちゃんと自分のお考えがおありです。とりわけ医療現場のみなさんからお便りいただいておりますけれども。本当に大変だと思いますけれども、この国の健康のために何卒よろしくお願い申し上げます。最前線の方もまた、みなさん冷静にですね、粛々と仕事をこなしてらっしゃいます。そういう意味ではヒステリックな政治屋とかですね、自称知識人みたいな人、一人もおりません。あくまで冷静にそれぞれのできることをいたしましょう。私は今日番組が終わってからですね、馴染みのめし屋が客が来ないと悲鳴を上げてますので、そこへ行ってみたいと思います。そういう具合に回していかないとですね。日頃のご愛顧にというか(笑)、そういう感じでございますが」と達郎さん。

・明るい山下達郎で棚からひとつかみ
こういう空気の中なので放送まで陰鬱になったらダメだということで、今週は明るい番組で行こうと思いついたとか。山下達郎の明るめの曲で少しでも気分転換してもらおうと「明るい山下達郎で棚からひとつかみ」。すべてライヴ・ソース。突然思いついたのでライヴ・ソースは手近なもので間に合わせているそうだ。

・パレード
2017年8月31日に長野県のホクト文化ホールで行われたライヴから「パレード」。いちばん最後にやってる曲なので、ちょっとくたびれているのだとか。P.A.OUT。
『NIAGARA TRIANGLE』収録の「パレード」をリクエストしたリスナーは「歌詞が『NIAGARA TRIANGLE』には"黄昏時を飾る街に"だったが、最近は"黄昏時を飾るマーチに"なっています。誤植だったのでしょうか?」という質問。
「マーチなんです。『NIAGARA TRIANGLE』は誤植です。『SONGS』の94年に出た、いちばん最初のリマスター盤のライナーをご覧ください。ずっーとそれまでですね(笑)、ふふふ、20年近く街だったのがようやくマーチに直せたとライナー・ノーツに書いてございます」と達郎さん。

・ドリーミング・デイ
1994年5月2日に東京、中野サンプラザで行われた「山下達郎 SINGS SUGAR BABE」から「ドリーミング・デイ」。1994年にCDでシュガー・ベイブのアルバム『SONGS』をデジタル・リマスタリングして再発したときに行われたイベントで、この音源だけスタジオのちゃんとしたミックスが施されている。「まだ41歳だったので声がよく出ておりますね。今、こんなに出ません(笑)」と達郎さん。



・免許の更新
先日、クルマの免許の更新に行った達郎さん。まだ免許の条件等は「眼鏡等」ではないそうだ。

・DOWNTOWN
昨年、2019年9月11日に愛媛の松山市民会館で行われたライヴから「DOWNTOWN」。「これいちばーんラストの曲だったので少しだけお疲れです(笑)」と達郎さん。

・いつか(SOMEDAY)
この音源は何度かオンエアしたもの。最近の達郎さんの曲ではいちばんの人気曲「いつか(SOMEDAY)」。1980年のアルバム『RIDE ON TIME』収録曲。2014年に行った「MANIAC TOUR」で最後にライヴハウスをしようということになり、10月10日に名古屋のボトムラインで開催。やれる曲全部やってもまだお客さんが帰らなかったのでいちばん最後にやったのが「いつか(SOMEDAY)」だったという。



今週の番組は前倒しで二本収録予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための政府方針があり、こういう情勢ではなるべく直近で収録したほうがいいと判断して、予定を変更して今週はライヴ・ソースを中心に「明るい山下達郎で棚からひとつかみ」になった。来週も同じような内容になるかもしれないが、ライヴ・ソースはオンエアしないかもしれないとのこと。本当だったら今週はリクエスト特集で、先週のながれを汲むかたちで女性シンガーへのリクエストに応えるつもりだったとか。しかしコロナウイルスへの不安が募る状況でオンエアした先週の放送が「いい気分転換になった」というリスナーからの反響があり予定を変更したそうだ。

・カセット・デッキ
茨城県の超常連のリスナーから「先日のライヴ特集でHOT SHOTはカセットの音源だったそうですが、ご自宅でご使用のカセット・デッキはどこのメーカーでどんな品番をお使いか差し障りがなければ教えていただけませんか?」という質問。
タスカムの業務用のを使ってるとか。品番は112Rだったかと思うとのこと。むかしのカセットはスピードが不正確なので、ピッチ・コントロールでちゃんとしたコレクト・ピッチにスピードを調整しないとダメなので、タスカムの業務用はピチコンが付いてるので、これがないと仕事にならないそうだ。「HOT SHOT」のカセットの音源はちゃんとしたピッチにしてデジタル・リマスタリングしたという。

・CIRCUS TOWN
2017年8月31日に長野県のホクト文化ホールで行われたライヴから「CIRCUS TOWN」。

・希望という名の光(2017 ACOUSTIC VERSION)
2017年に録音した「希望という名の光」のアコースティック・ヴァージョン。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
2020年03月15日は、レギュラープログラム「棚からひとつかみ」(予定)
http://www.tatsuro.co.jp
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする