Sunday Song Book #1431

2020年03月15日 | Sunday Song Book

2020年03月15日プレイリスト「少し明るい山下達郎で棚からひとつかみ」
1. RECIPE(レシピ) / 山下達郎 '19
2. 土曜日の恋人(LIVE) / 山下達郎 "19/10/09 札幌文化芸術劇場 hitaru"
3. あまく危険な香り(LIVE) / 山下達郎 "19/08/10 中野サンプラザ"
4. あしおと(LIVE) / 山下達郎 "18/11/02 カルッツかわさき"
5. FUTARI(LIVE) / 山下達郎 "19/10/09 札幌文化芸術劇場 hitaru"
6. MUSIC BOOK(LIVE) / 山下達郎 "18/11/02 神奈川カルッツかわさき"
7. ずっと一緒さ(LIVE) / 山下達郎 "18/09/27 広島上野学園ホール"
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■内容の一部を抜粋
・近況
「相変わらずコロナウイルス、だいぶ時間が経ちましたけれども、まだ諸説紛々でございまして。まだほとんどは推測、憶測、仮説の域を出ないという。それに伴いまして、いろんな方がいろんなことを仰っております。デマゴギー、プロパガンダ、同調圧力、集団相乗、たくさんあります。相変わらずですが。でも世界的に感染者に対する差別とか、東洋系の人間に対する、そうした欧米での差別とか、そういうものが顕在化しおりますけれども。私はまぁ、音楽番組でございますので、そんなコメンテーターでも何でもありませんですので、それほどいろいろと突っ込んだことを申し上げるつもりはございませんけれど、ただ一言、冷静に(笑)、落ち着いてですね、自分のできること成すべきことをいたしましょう。あのメディアの、いわゆるなんといいましょうかねぇ、知識人とかジャーナリストとか知らない方々がてんでんばらばらにいろんなことを仰ってますけれども、中には上から目線で、やれ日本は終わっただの、崩壊だの、そのくせ何の具体的な対策も提案を示さないで、そういうのがいちばん、そういう人の名前をよく覚えておきたいと思いますが。そういうデマゴギーに惑わされず、冷静に対処していただきたいと思います。一所懸命世界中でですね、この原因とですね、対処、みなさん、特に医療関係者の方々は模索してらっしゃいますので、そういう方々の努力に期待するしかありません。本当に申し上げたいことはたくさんあるんですけれども(笑)、でも先週と同じです」と達郎さん。

・少し明るい山下達郎で棚からひとつかみ
先週のライヴ・ソースで「明るい山下達郎で棚からひとつかみ」にはリスナーから反響があってたくさんお便りや反応があったとか。この状態がいつまで続くか予測がつかないのでどうしようかなと思ってるという。あまりに評判がいいので調子に乗ってもう一週間やろうかということになったそうだ。今週は「静かな山下達郎で棚からひとつかみ」でやろうとしたけれど、静かな曲ばかりだとちょっとダレるし、あと昼間なので、真ん中取って「少し明るい山下達郎で棚からひとつかみ」。

・RECIPE(レシピ)
昨年、主題歌を担当したドラマ「グランメゾン東京」が、ザテレビジョンという雑誌のドラマアカデミー賞において作品賞、主演男優賞、助演男優賞をはじめ5部門を獲得したとか。達郎さんの書いた主題歌の「RECIPE(レシピ)」はドラマソング賞を受賞したそうだ。数週間前に発表されてから「RECIPE(レシピ)」にリクエストが集まっているという。
https://thetv.jp/feature/drama-academy/103/awards/

・土曜日の恋人(LIVE)
こういうご時世なので少しでもサンソンのリスナーに和んでいただきたいと思ったとか。2019年10月9日に新しくできたばかりの北海道札幌文化芸術劇場 hitaru で行われた公演から1985年のシングル「土曜日の恋人」。今週もすべてP.A.OUT。「弾きながら歌うのすごくムズい曲(笑)」と達郎さん。コーラスの三谷泰弘さんはキーボード、サックスの宮里陽太くんはパーカッションを担当している。



・あまく危険な香り(LIVE)
2019年8月10日に中野サンプラザで行われた公演から「あまく危険な香り」。P.A.OUTの音源。

・P.A.OUT
リスナーから「P.A.OUTは音源に一切手を加えてないという理解でいいのでしょうか?」という質問。
ライヴで聴いてるP.A.のスピーカーの音はコンソール卓でミックスして出している。P.A.OUTはそのコンソール卓から出た音をパラって分岐して録音している音。ライヴ・アルバムではマルチトラックで録音した音をミックスしている。音にノイズが出てたり歌詞を間違えてたりすると修正するのがほとんど。今はもっとすごくて完全に歌をやり直す猛者もいるそうだ。直しは日常茶飯事なのだとか。「私の昔出しましたJOYというのはほとんど直しがないので、それが自慢です。ハハハハ」と達郎さん。ミックス・ダウンは時間がかかるので番組ではP.A.OUTで聴いてもらってるという。今はマスタリングがうまくいくとP.A.OUTでもそこそこの音で聴けるから、歌の出来がいいやつを一所懸命探すのだけど、ツアー一回で50本ほどあるから全部聴けないので、この日はよかったんじゃないかという記憶を頼りにやっているそうだ。

・あしおと(LIVE)
2018年11月2日に川崎のカルッツかわさきで行われた公演から「あしおと」。昨年の暮の夫婦放談でもオンエアしたが急ごしらえの特集なのでとのこと。

・FUTARI(LIVE)
2019年10月9日に北海道札幌文化芸術劇場 hitaru で行われた公演から「FUTARI」。「久しぶりにやりました」と達郎さん。

・今後の予定
来週は一息ついておなじみのワーナーのナゲッツ・シリーズから3月25日に発売される『ワーナー・ポップ・ロック・ナゲッツ VOL.13』と『ワーナー・ガール・グループ・ナゲッツ VOL.8』の特集。

・山下達郎 SPECIAL ACOUSTIC LIVE 2020
来月のはじめ4月4日(土)と5日(日)に行われる予定の名古屋クラブクアトロ公演。本来だったらライヴ・チケットの受付開始日は来週3月22日(日)の午後3時からだが、ウイルスの感染が拡大していて、公演の開催の是非を判断するのが現時点では難しく、来週の放送で改めて結論を告知することになったそうだ。申し込み方法など詳しくは山下達郎オフィシャル・サイトにて。
https://www.tatsuro.co.jp/live/

・MUSIC BOOK(LIVE)
2018年11月2日に川崎のカルッツかわさきで行われた公演から「MUSIC BOOK」。「先程のあしおとの前にやりました」と達郎さん。

・ずっと一緒さ(LIVE)
2018年9月27日に広島の上野学園ホールで行われた公演から「ずっと一緒さ」。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
2020年03月22日は、「ワーナー・ナゲッツ・シリーズ特集」
http://www.tatsuro.co.jp
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