Sunday Songbook Playlist

2007年02月04日 | Sunday Song Book

<02月04日プレイリスト>
[「棚からひとつかみ」]
HAPPY HAPPY GREETING/山下達郎 "レアリティーズ" '02
CALIFORNIA DREAMIN'/THE MAMAS & THE PAPAS '66
I'M STILL/LEVERT "I GET HOT" '85
STILL CRAZY AFTER ALL THESE YEARS/PAUL SIMON '76
津軽じょんがら節/寺内タケシとブルージーンズ '65
HEAVENLY FATHER/THE CASTELLES '55
MAGIC MAN/ROBERT WINTERS & FALL '81
DOWNTOWN/土岐麻子 "ウィークエンド・シャッフル" '06
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■内容の一部を抜粋
・誕生日
2月4日はタツローさんの誕生日で54歳になったそうです。この番組が「サタデー・ソングブック」ではじまった時はまだ30代だったという。今年の秋でこの番組も15周年を迎える。

・HAPPY HAPPY GREETING
1998年にkinki kidsに提供した曲のセルフ・カヴァー。2002年の『Rarities』に収録されている。誕生日なのでリクエストが多かった。

・物故者の棚つか
今日の前半は最近逝去したミュージシャンの関連のレコードから。

・デニー・ドハーティ
ママス&パパスはジョン・フィリップス、デニー・ドハーティ、ママキャス・エリオット、ミシェル・フィリップスの男女混声の4人組。'60年代中期のウエスト・コーストを代表するヴォーカル・グループ。男声のリード・ヴォーカルの中心だったデニー・ドハーティが1月19日、66歳で亡くなった。
「CALIFORNIA DREAMIN'」はママス&パパスのデビュー・ヒット。1966年全米4位。2番の頭で出てくる男声のソロがデニー・ドハーティ。大変にいい声をしている人でソロ・アルバムが2枚出ている。

・ジェラルド・リバート
2006年11月10日に40歳で亡くなったのがジェラルド・リバート。フィラデルフィアを代表するシンガー。リバートのリード・ヴォーカル。1985年、リバートのデビュー・ヒット「I'M STILL」は全米ソウルチャート70位。
「インディーから出しましたのでチャートはそんなによくないですが、素晴らしいデビュー・ヒット。ここからリバート、華々しく登場いたします」とタツローさん。

・マイケル・ブレッカー
1月13日に亡くなったのがマイケル・ブレッカー。1976年のポール・サイモンのアルバム『時の流れに(STILL CRAZY AFTER ALL THESE YEARS)』はグラミーのアルバム・オブ・ジ・イヤーを獲得した名作。シングル・カットされたタイトル・ソング「時の流れに(STILL CRAZY AFTER ALL THESE YEARS)」は全米40位。マイケル・ブレッカーはこの曲でテナー・サックスを吹いている。

・津軽じょんがら節
寺内タケシの'60年代の作品(キング・レコード時代)が、昨年、紙ジャケでどっと発売された。その中でも最高傑作の1枚が『レッツゴー・エレキ節』(1965年)。日本民謡をエレキで挑戦した大ヒット・アルバム。その中の1曲。

・竹内まりやのニュー・シングル
日本テレビ系で火曜日の午後9時から放送されている「火曜ドラマゴールド」のテーマ・ソング。「火曜サスペンス」から長らく続いた火曜日のドラマ枠も今年の3月一杯で終了となるそうで、その最後を飾るテーマ・ソングとして、竹内まりやの新曲「明日のない恋」が1月9日より使用されている。この曲が次のシングルとなるそうだ。かつて「火曜サスペンス」時代に竹内まりやは「シングル・アゲイン」(1989年)、「告白」(1990年)と2曲作品提供している。そういうことなので今回のシングルはプレミアム・エディションということで、この火曜ドラマ枠にゆかりのある曲を3曲並べてシングル・カットするそうだ。発売日は3月7日。「シングル・アゲイン」と「告白」はデジタル・リマスタリングしたので音質が向上しているとのこと。「明日のない恋」は来週オンエア予定。

・人生の扉
協和発酵のCMソングで竹内まりやの新曲「人生の扉」がながれている。この楽曲は現在製作中のアルバムに収録される予定とのこと。シングル・カットはされない。ニュー・アルバムはあと何週間かしたら具体的なリリース・デイトが発表されるそうだ。
竹内まりやのオフィシャル・サイト

・HEAVENLY FATHER
毎年この季節に、レコード・コレクターズ誌の「私の収穫この一枚」に寄稿しているタツローさん。昨年1年間に買ったシングル盤の中から1枚選んでコメントを書いている。昨年の収穫はキャステルズというドゥーワップのグループの「HEAVENLY FATHER」で、この曲は『On The Street Corner 3』でカヴァーしている曲と同じ曲。もともとはエドナ・マクグリフという女性シンガーのヒット曲(1952年)だったそうだ。それをキャステルズが1955年にグランドというフィラデルフィアのマイナー・レーベルから出した。
「私のオール・タイム・フェイバリッツ。ドゥーワップの原点というサウンドをしています。後のフィラデルフィア・ソウル、スウィート・ソウルの原点でもある名曲、名唱、名演です。リード・ヴォーカルはジョージ・グラントという人でございますが、素晴らしい声でございます」とタツローさん。

・MAGIC MAN
ロバート・ウィンタースは小児麻痺のハンディーがあるにも関わらず、車椅子でキーボードを弾いて歌うそうだ。「MAGIC MAN」は1981年全米ソウル・チャート11位。

・DOWNTOWN
タツローさんと、ステージとレコーディングで30年、お世話になっているサックスの土岐英史さんの娘さん土岐麻子さん。シンバルズというグループで活動していたがソロになりアルバムを何枚か出している。昨年末にリリースされた『Weekend Shuffle』は彼女の好きな洋邦の楽曲のカヴァー・アルバム。この中にタツローさんの曲が2曲選ばれている。「土曜日の恋人」とシュガーベイブの「DOWNTOWN」が取り上げられている。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM「山下達郎サンデー・ソングブック」係

■今後の予定
02月11日は、レギュラー・プログラム「棚からひとつかみ」

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