Sunday Song Book #951

2010年12月26日 | Sunday Song Book

<12月26日プレイリスト>
[「年忘れ夫婦放談(ゲスト:竹内まりや)」]
希望という名の光/山下達郎 '10
街物語/山下達郎 '10
ウィスキーがお好きでしょ/竹内まりや '10
いのちの歌/マナカナ '09
今夜はHARTY PARTY/TIARA '10
みんなひとり/松浦亜弥 "CLICK YOU LINK ME" '10
人生の扉/竹内まりや "デニム" "エクスプレッションズ" '07
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■内容の一部を抜粋
・近況
年末までにミックスダウンを行う予定で今頃うんうん唸ってやってるはずだとか。今週も前倒しで番組を録音。「souvenir again」の大阪城ホール公演には触れられないそうだ。

・年忘れ夫婦放談
夫婦放談はじまって以来のタイトなスケジュールなのでいつにもまして薄めのプログラム。「souvenir again」の武道館が終わって大阪城ホールで行われる公演の前。今週は武道館の話を中心に、二人の新曲とカヴァー作品を紹介する珍しいパターンの夫婦放談。

・希望という名の光
「希望という名の光」は沖縄のサンゴの養殖に命をかけた人の映画『てぃだかんかん~海とサンゴと小さな奇跡~』の主題歌。岡村隆さん主演だったが、先日タツローさんは岡村さんから直筆のお手紙をもらったとか。無事に体調が回復されたという嬉しいお便りだったそうだ。桑田佳祐さんも順調に回復されててまもなく復帰かなという感じだという。

・街物語
TBS系日曜劇場「新参者」の主題歌「街物語」。

・ウイスキーが、お好きでしょ
サントリーの角ハイボールのCMに使われた曲。杉真理さんの作曲。杉さんは英語ヴァージョンが好きだと言ってくれたそうだ。英語ヴァージョンはスリー・グレイセスのヴァージョンの英語詞と同じ。

・「souvenir again mariya takeuchi live 2010」関連の質問
リスナーからの質問で「選曲はまりやさんがおひとりでなさったのでしょうか」。
タツローさんと相談して選曲したという。候補曲をリハーサルでふるいにかけたりして試行錯誤したとか。同期、打ち込みの曲はライヴでは再現できないので、ライヴで届く曲を選んだそうだ。まりやさんはメドレーでいろんな曲を詰め込んだらどうかと提案したそうだが、タツローさんがメドレーが嫌いなので、バンマスの権限で却下したとか。いろんな人のライヴを観に行って、ヒット曲のメドレーで醒めた経験があるとタツローさん。1曲の起承転結を犠牲にしてまでヒット・ソングのメドレーをやる必要があるのかと。「不思議なピーチパイ」と「SEPTEMBER」のメドレーはテレビサイズということを考えて作ったのだとか。テレビサイズでも5曲、6曲と続けてると営業ショー的になってゆくそうだ。

・いのちの歌
「souvenir again」のいちばん最後にピアノの弾き語りでまりやさんが歌った曲。もともとはマナカナが主演したNHKの朝ドラ「だんだん」の挿入歌でシングルとして発表した曲。その時点ではMiyabiという作詞名になってたが、それはまりやさんのペンネームであることを発表して今回ひとりで歌ったという。残念ながらスケジュールの都合でまりやさんのヴァージョンはかけられないので今日はマナカナのヴァージョン。
「たまたまね、(『だんだん』の)ナレーションを録っていたときに、祇園のお客さんのみやび堂の社長さんのページを開いてたの。で、なんかペンネームを付けて、竹内まりやじゃない名前でこれは書きたいわというとき、みやび堂でみやびでいいわなんて、まあ思い付いて」とまりやさん。
「安直といえば安直ですね」とタツローさん。
「そんな感じですね(笑)」とまりやさん。

・戻っておいで・私の時間
デビュー曲「戻っておいで・私の時間」は伊勢丹のCM曲だったが、来年の1月2日から全国の伊勢丹の店内でキャンペーン・ソングとして「戻っておいで・私の時間」2011年ヴァージョンがながれることになったとか。服部克久先生のアレンジでニュー・ヴァージョンをレコーディングしたそうだ。

・プレゼント
今回の「souvenir again」のパンフレット。ディスコグラフィー等かなり充実した内容になっているとのこと。10名にプレゼント。
「souvenir again」のグッズとして作ったメモパッドを30名にプレゼント
ハガキに「souvenir again」のパンフレット希望、もしくは「souvenir again」のメモパッド希望と書いて、夫婦放談の感想や要望を添えてくれるとありがたいとのこと。

・今夜はHARTY PARTY
浜松出身のシンガー・ソングライター、TIARAがカヴァー。

・みんなひとり
松浦亜弥 さんが11月24日発売のアルバム『CLICK YOU LINK ME』で「みんなひとり」をカヴァーしている。

・メンバー紹介
「souvenir again」武道館二日目でまりやさんはタツローさんを紹介し忘れたのだとか。ネタだという話があるけれど本当に忘れてたという。誰かが「ご主人は?」と言って気がついたとか。
「なんかブーブー言ってたね。文句言ってたでしょ?」とまりやさん。
「影、薄いんです、って言ったんです」とタツローさん
「(笑) 失礼致しました」とまりやさん。

・今年印象に残ってる本
超常連のリスナーからの質問で「まりやさんは今回のタツローさんのライヴ、全国何ヶ所ぐらい行かれたのでしょうか?」。
米子と山形と八戸、あとは東京近辺、札幌、十何回は見てるそうだ。「とてもいいツアーでしたね」とまりやさん。

同じリスナーから「今年印象に残ってる本、映画はありますか?」
まりやさんはちゃんとじっくり味わったり、観たりする時間がなかったそうだ。
タツローさんが今読んでる本は瀬戸内寂聴さんの「奇縁まんだら 続の二」。

・この十年間でまりやさんの中でいちばん変化したことは何ですか?
リスナーからの質問で「この十年間でまりやさんの中でいちばん変化したことは何ですか?」。
「精神的に言うならば、ある種の諦観というか、なんかそんなものが備わったかなと。う~ん若いときにはそんなものたぶんなかったと思うし。肯定的に意味での諦観ですけどね」とまりやさん。
(中略)
「自分で言うのは変だけどこの十年、割と苦労したので、ものごと全部を肯定的に見られるようになった。苦労したけど、割とそれが、道が開けたというかな。ジタバタしたんだよね。ジタバタして、すっごく大変だったけど、でもだんだん改善されてきたから、まぁ、それはハード、ソフト二つだけど。若い頃はいくらジタバタしてもどうにもならなくて(笑)。物事の発想を変えて、後ろを振り返らないことにした(笑)。世の中は変わるもんだと痛感して」とタツローさん。
「変わってゆくことは、もうしょうがないっていうふうに受け止めるのが、私が言った諦観ってことなの」とまりやさん。
「僕はそれを肯定的にってことなの。同じなんだ。変わるんだからもう前向いていくっていう。そこに切り返ししてから肯定的に捉えるようになった。昔はそれをあがくんだよね。今までやってきたことを守ろうとして」とタツローさん。
「ただそのあがきも必要なんじゃない? そこに辿り着くには」とまりやさん。
「さんざんあがいたもん、だって。だからもういいや。残りがあとどれくらいあるのかわかんないけど、ここから先はあがいてもしょうがない時代になる」とタツローさん。
「だから若き日のあがきというのは、たぶんいいことだったんだと思う」とまりやさん。
「きっとね」とタツローさん。

・ライヴ総括
納涼夫婦放談前に、来年1月か2月にまりやさんをゲストで呼びライヴ総括を行う予定だそうだ。

・人生の扉
今年最後はまりやさんの「人生の扉」。

■リクエスト・プレゼント・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係
■今後の予定2011年01月02日・07日は、恒例「新春放談(ゲスト:大瀧詠一)」
http://www.smile-co.co.jp/tats/

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