Sunday Song Book #1439

2020年05月10日 | Sunday Song Book

2020年05月10日プレイリスト「山下達郎ライブで棚からひとつかみ 邦楽カヴァー編」
1. ピンク・シャドウ (LIVE) / 山下達郎 "81/12/27 中野サンプラザ"
2. 君は天然色 (LIVE) / 山下達郎 "19/09/24 名古屋センチュリーホール"
3. 指切り (LIVE) / 山下達郎 "94/05/02 中野サンプラザ"
4. 二人の夏 (LIVE) / 山下達郎 "94/05/02 中野サンプラザ"
5. 砂の女 (LIVE) / 山下達郎 "19/03/17 小樽 GOLDSTONE"
6. LA VIE EN ROSE(HOME ACAPPELLA) / 山下達郎 "おうちアカペラ"
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■内容の一部を抜粋
・近況
スタッフ全員が自宅でテレワークしながら番組を制作して早一月近く経った。「ちょうど、そうした機材を新しい物に変えようとしていたところでしたので、いろいろとそういうような意味でも勉強になりまして、何事も無駄なことはないという感じでございます」と達郎さん。

・山下達郎ライブで棚からひとつかみ 邦楽カヴァー編
ここ一月間は山下達郎のライヴ・ソースで番組を構成している。先週の洋楽カヴァーも好評で、特に後半のおうちアカペラには反響があったという。今週はライヴで取り上げた邦楽カヴァー、純粋に人の曲を歌ったものだけで、セルフカヴァーはまた別の機会に。題して「山下達郎ライブで棚からひとつかみ 邦楽カヴァー編」。

・ピンク・シャドウ
まずはブレッド&バターの「ピンク・シャドウ」。達郎さんは昔からこの曲が好きで1978年の初めてのライヴ・アルバム『IT'S A POPPIN' TIME』に入れて、その後も好きで最近もやっている。今日は1981年12月27日、中野サンプラザの暮のライヴ。青山純さんのドラム、伊藤広規さんのベース、難波弘之さんのキーボード、椎名和夫さんと達郎さんのギター、コーラスのトップはEPOさん、サックスは土岐英史さん。達郎さんの記憶の中ではこのテイクが「ピンク・シャドウ」のベスト・プレイなので、『JOY 2』を作るときはこれを入れるつもりだという。「この時代のドラムの青山くんはですね、ソナーではなくてパールのドラムなので、すごく軽快でシャープです。素晴らしいプレイです」と達郎さん。

・君は天然色
今週いちばんリクエストが多かったのは「君は天然色」。今年2月23日にオンエアしたばかりだが、メールなのでリクエストが来ている。この間と同じテイクで、2019年9月24日に名古屋国際会議場センチュリーホールで行われた公演から。
岡山県の匿名のリスナーから「カラオケで歌うとき、どうしても、別れの気配をポケットに、のところがリズム隊に引っ張られて全く歌えません。歌うコツがあれば教えてください」というお便り。
「聴かないことです。無視して歌いましょう。向こうは三連でもこっちは八部音符で歌えばいいんです。一回アカペラで練習されてから歌うといいと思います」と達郎さん。



・指切り
大滝詠一さんのカヴァーをもう一曲。「指切り」は達郎さんが二十歳のときにシュガーベイブを結成した頃からずっーとやっているそうだ。オリジナルは大滝詠一さんのファースト・ソロ・アルバムに収められている。いくつかテイクがあるそうで、今日はいちばん出来がいいやつ。1994年5月2日に中野サンプラザで行われた山下達郎 SINGS SUGAR BABEのライヴ・ヴァージョン。このときはドラムが島村英二さん、伊藤広規さんのベース、難波弘之さんのキーボード、もう一人のキーボードは重実徹さん、達郎さんと佐橋佳幸さんのギター、コーラスはCANDEEさん、佐々木久美さん、楠瀬誠志郎さんというラインナップ。



・二人の夏
意外なことに浜田省吾さんの「二人の夏」にもたくさんのリクエストがあったそうだ。今日は先ほどと同じ、1994年5月2日に中野サンプラザで行われた山下達郎 SINGS SUGAR BABE ライヴから。1995年のシングル「世界の果てまで」のカップリングとして収録。その後は2011年のアルバム『RAY OF HOPE』のボーナス・ディスク『JOY 1.5』に収録。



・今後の予定
来週は「山下達郎ライブで棚からひとつかみ セルフカヴァー編」。頭数が揃わなかったら、これまで特集していた新しいライヴ、古いライヴ、間をとって90年代ライヴ、洋楽カヴァー、邦楽カヴァーで。

・ケーブル
長野県の超常連のリスナーから「おうちアカペラで使用したのはどんなケーブル?」という質問。
マイクのケーブルはベルデンで、電源ケーブルはオヤイデ、信濃の電源クリーナーに繋いでやっているとか。

・オーディオ・チェック・レコード
リスナーからオーディオ・チェック・レコードについての質問。
達郎さんのステレオ・セットはアナログにチューニングしているものなので、オーディオ・チェック・レコードはEARTH, WIND & FIREの『I AM』のアナログ盤。1曲目の「IN THE STONE」でオーディオ・チェックするそうだ。

・メール
当分の間、リクエスト、お便りはメールのみの受付。TFMのウェブサイトに番組のメッセージ・フォームを開設しているのでアクセスしてほしいとのこと。
https://www.tfm.co.jp/ssb/

・JIROKICHI AID チャリティー・グッズ販売
先週、東京は高円寺のJIROKICHIと山下達郎のコラボTシャツなどのチャリティー販売を再開したところ、あっという間に準備していた分が売り切れたという。コラボTシャツはコロナウイルスの関係で資材の追加と手配が厳しいので、今回のJIROKICHI AIDはこれで終了。ただし時期がきたらJIROKICHIの通販で販売する見通し。遅くとも9月のJIROKICHI延期公演の頃には準備ができてるはずとのこと。

・若いリスナーにエール
娘さんが就職活動中の杉並区のリスナーから全国の小・中・高の若いリスナーにエールを送ってほしいというお便り。
「こういう時代にたまたま遭遇してしまったお若い方、誠にお気の毒ですけれども、お若いので少々の遅延は十分にやり直しが効きます。私自身、ドロップアウトした人間ですので、そこから一所懸命這い上がろうとして努力して今まで生きてきましたので、どんな状況でも、どんなものにも例外がありますので、例外を目指す、普遍的な例外と言いますけれど、そいうものを目指してがんばってください。こうしたときにたくさん本を読んだり、いろいろ文化的な刺激に触れるという、それも十分に勉強でもありますので、お父さんと共に前向きにがんばってください」と達郎さん。

・砂の女
鈴木茂さんのレパートリーの「砂の女」も達郎さんの邦楽カヴァーではおなじみ。今日はアコースティック・ライヴのヴァージョンで。2019年3月17日に小樽GOLDSTONEでの達郎さん、伊藤広規さん、難波弘之さんの三人ライヴの「砂の女」。
曲をかけ終えて。「曲の後にトークが少し入っておりますけれど、これは(笑)、音源チェックしているときに、小樽の一月前に、二月に大阪の梅田クラブクアトロでやったライヴの、そのトークが面白かったので(笑)、ちょっと入れてみました。遊びです、スイマセン」と達郎さん。



・LA VIE EN ROSE(HOME ACAPPELLA)
先週のおうちアカペラが評判よかったので、今週も最後は一曲それで。邦楽カヴァーではないけれど思い付きで穏やかな曲「LA VIE EN ROSE」。

【リクエスト・お便りの宛て先】当分の間、メールのみにて
https://www.tfm.co.jp/ssb/
2020年05月17日は「山下達郎ライブで棚からひとつかみ セルフカヴァー編(予定)」
http://www.tatsuro.co.jp

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