TATSURO YAMASHITA SUPER STREAMING

2020年08月04日 | 山下達郎

個人サイトにTATSURO YAMASHITA SUPER STREAMINGのレポートをアップしました。
よろしくお願いします。

今回のライヴ映像初配信に関するサンソンでの達郎さんのコメントをまとめました。

●7月12日放送
「この度、私も初めて動画配信サービスを使ってライヴ映像をストリーミング配信することになりました。以前からいろいろと計画はしていたんですけれど、こうした時代になりましたので、ちょっと早く実現することになりました。私、この番組をお聴きのみなさまでしたらよくご存知の通り、自分のライヴ映像をですね、映画館とライヴハウス以外で公開したことありません。テレビにも乗っけたことがありません。ですが、まぁ、今回のウイルス騒ぎでですね、エンターテイメント業界が深刻な危機であります。ライヴどんなにやりたくてもやれない。そしてそれが今のところいつまで続くのかわからないという。ですので再びライヴができるようになるまでの間に、違う可能性模索しなければなりません。ですので、それならばインターネットを介してバーチャル・ライヴ、いわゆる動画配信サービス使って、リアル・ライヴ体験にどういう具合に肉薄できるか、どこまで再現できるかっていうようなことを、やらなければならない。私も挑戦してみようと思い立ちまして、はじめることにいたしました。題して山下達郎 SUPER STREAMING。えへへ。すごいなこれ(笑)。バーチャル・ライヴというのはですね、いろいろなファクターがあるんですけれど、いちばん私が重要視したのは音質のクオリティーです。あとは配信に関してセキュリティーですね。ダビングをされてまたそれをユーチューブに上げられるとか、そういうことがすごく僕は疑問があるので。そういうことがなるべくできないようなシステムはないのかと、そういうようなことを、ずっと模索してまいりまして。ちょうど私のライヴのプロジェクションをやってもらってますミュージックスラッシュというプロジェクトがありまして。この人たちがちょうどそうした音質向上とセキュリティーが強固なシステムというのを構築してくれまして。そこの力を借りてやってみたいと思います」と達郎さん。

●7月19日放送
「こういう時代で配信プラットフォームいろいろとできましたけれども、様々な配信プラットフォームございますけれど、私が今回一緒にやっておりますMUSIC/SLASH。ここではチケットの販売数に合わせて、配信環境を最適に構築準備するために、前売りのみの販売で、受付期間も短く設定されております。当日券の発売等ございませんのでご注意ください。いろいろなお問い合わせはいただいておりますけれども、何しろこちらも初めてのことですので、いろいろと不都合ございますけれども、未来に向けて少しずつ改善していきたいと思っております。視聴方法など詳しくは山下達郎オフィシャルサイト、ここでMUSIC/SLASHのリンク貼ってございますので、そちらでご確認ください。お申し込みお忘れなく、奮ってご参加、何卒よろしくお願い申し上げます」と達郎さん。

●7月26日放送
「さて、いよいよ今週7月30日木曜日ですね、私の初めての映像配信ライヴ、TATSURO YAMASHITA SUPER STREAMING。7月30日の木曜日20時にスタートになります。たくさんのご応募本当にありがとうございます。みなさまのご期待に応えるべくスタッフ一同努力しておりますが。チケットお買い求めいただきましたみなさまに、繰り返し申し上げておりますが、いわゆる普通の配信と違いまして、見逃し配信、それからアーカイヴの設定はございません。本当のリアル・ライヴとおんなじようにですね、一期一会の設定でございます。ですので、お一人お一人開演時間に合わせましてご準備よろしくお願いします。19時からログインできますので、お早めにログインいただきますとうれしいです。私のいつものライヴとおんなじようにですね、開演前のBGMちゃんと流れておりますので、それでもお聴きになりながらお願いします。ただいろいろ従来と違いまして配信ですと権利関係がうるさいんです(笑)、音のね。ですのでそういうものがちゃんとクリアできてる音源があんまりないので(笑)、気持ちですけれども、でも十分にいつものライヴの雰囲気ではありますので。
このMUSIC/SLASHという私のライヴを配信してくれてる会社は最高音質に拘っておりますので、視聴者のみなさまに多くご負担をおかけしているようです。ですが最高音質と、それからセキュリティの確保という、そういうものの趣旨をご理解いただきまして、何卒よろしくお願い申し上げます。視聴環境、視聴方法など詳しくはMUSIC/SLASHのツイッター、オフィシャル・アカウントに細かな情報アップされております。いわゆるFAQですね、がございますので、そこに詳しく具体的に書かれております。私の山下達郎オフィシャルサイト、ここからMUSIC/SLASHのリンク貼ってございますので、もしくはGoogleとかでMUSIC/SLASH入れていただければ一発で入れますので、そちらを何卒併せてご確認ください。
で、今回は初めての試みなので配信用に計画されたライヴではございません。ですがミックスダウン、リマスター、そういうような作業を完璧を期してやっておりますので、満足いただける音質を目指して目下やっておりますのでご期待ください。
これは私の個人的な意見なんですけれど、ネットでのリアル・ライヴというのはあまり意味がないんです。例えばNHKの紅白歌合戦みたいな、膨大なインフラの中で、テレビの歴史に裏打ちされた膨大なインフラの中でしたら、事故がありませんけれど、ネットというのはかなり不安定なメディアなので、やっぱり無修正のそれ用に設定されたライヴを、であればそれをミックスダウンちゃんとしまして、リマスターして、ネットで配信されるクオリティに沿ったですね、音質向上を努めるのが今のネット配信のですね、僕はベストなウェイだと思いますので、修正とかそういうのしなければ(笑)、いいので一発勝負でガチンコですけれども、でもバランスとかミックスのそうしたクオリティは必ず確保しなきゃなんないという、そういうような意図でこれからやっていきますので、この先一発勝負、いつものライヴのセットでやれるように、ここから先計画していきたいと思いますので、まずは取っ掛かりでございますので、全ては初めてなのでよろしくお願いします。というわけで長くなりました。今週木曜日の配信当日楽しんでいただければと思っとります。何卒よろしくお願い申し上げます。お待ち申し上げております」と達郎さん。

●8月2日放送
7月30日(木)に配信したTATSURO YAMASHITA SUPER STREAMINGは達郎さんもリアルタイムで聴いていたとか。
「自分のやつを自分で聴くのはなんかこそばゆい感じがするんですけれども、自分で言うのもおかしいんですけれども、ひじょうに音質的にいい音で送出することができまして、さらにハイスペックを目指して今後ともやっていこうと思います。今回は3年前の音源をお聴きいただきましたけれども、いわゆるリアル・ライヴに近いものを、これから先は目指せればなぁと思っとります。近いうちにまた違う企画でできればなと思っております。とにかく本当の意味でのホールでのライヴとかそういうものができませんので、その分、我々がライヴと呼べるようなものになるべく近づけたものをですね、ことをやっていかなければいけませんので、またさらにいろいろと挑戦をしていきたいと思います。初めての、生まれて初めて配信もやりましたし、生まれて初めての試みでしたけれども、たくさんの方にご覧いただきましてご好評いただきましてありがとうございます。初めてでしたのでいろいろと受信状況が悪いとかそういうような方もいらっしゃいましたけれども、この先どんどん改善してまいりたいと思います。引き続きご支援のほど何卒よろしくお願い申し上げます」と達郎さん。

今後の映像配信のためにもMUSIC/SLASHのツイッター・アカウントをフォローしておくというのはいかがでしょうか。
https://twitter.com/music_slash

そのツイッターのアカウントでエムスラの谷田さんがリンクしていたレポートはこちら。
https://www.lmaga.jp/news/2020/08/143349/

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