"SHO-CO-SHALL BE RELEASED ~いろいろあったよ20年~"

2008年07月04日 | Live

6月8日、鈴木祥子"SHO-CO-SONGS VOL.1~1988~1990"発売記念ツアー"SHO-CO-SHALL BE RELEASED ~いろいろあったよ20年~"梅田シャングリラ公演を聴きに行きました。ネタばれになるのでツアーが終わるまで公開をひかえてました。今週末には横浜サムズ・アップでアフター・パーティーがあるのですが、ツアーはひとまず終了しているので「"SHO-CO-SHALL BE RELEASED ~いろいろあったよ20年~"」について書いてみようと思います。とはいえ、もう1ヶ月近くが過ぎて記憶も薄れてきているのですが。。

6月8日(日) 曇り。

テレビで阪神の勝利を見届けた後、梅田へ。
鈴木祥子"SHO-CO-SONGS VOL.1~1988~1990"発売記念ツアー"SHO-CO-SHALL BE RELEASED ~いろいろあったよ20年~"の初日を聴きに行った。前回ライヴを見たのが2006年12月なので1年半ぶりとなる。

開演前の客入れのBGMはローラ・ニーロ。
ステージはかみてにボニー・レイット・モデル。
http://www.psychederhythm.com/1-7_suzukis96st.htm

しもてにピアノ。鈴木祥子は真っ赤なドレスに編みタイツ、ブーツという姿。ドレスの色は大阪仕様だとか(笑)。

『SHO-CO-SONGS collection 1』は1988年から1990年までに発表したアルバム4作品を完全収録したパッケージ。鈴木祥子デビュー20周年を記念して制作された。長らく廃盤となっていたエピック・レコード時代のアルバムに、最新のデジタル・リマスタリングを施し、当時制作したPVや未発表ライヴ映像を収録したボーナスDVDが付いて3枚組仕様となっている。来年の3月まで3回シリーズでリリースされるその第一弾である。今回のライヴはこの時代の作品を中心に、公式サイトのリクエストボード「WE GET REQUESTS」に寄せられたリクエストを反映したセットリストだった。

僕が鈴木祥子を知ったのは『Long Long Way Home』の頃で、僕としては思い入れのあるアルバムだが、鈴木祥子自身としては試行錯誤していた時期の作品でよい思い出がないのだという。そんなわけでこれまでのライヴではあまり『Long Long Way Home』からは歌ってくれなかったが、今回はなんと3曲も演奏してくれた。本当にうれしかった。

アルバム『風の扉』に収められた「Swallow」は僕のオール・タイム・フェイバリット。今回はグッと胸に迫ってきました。なんといっても声がいい。今回は初期の作品が中心ということで「Swallow」からはじまるストーリー仕立てにしたらいいんじゃないかと妄想してしまった。

なごやかな、とても雰囲気のいい中で行われたライヴだった。鈴木祥子のピアノ弾き語りが中心であったが、観客の反応が良く、ステージの上と下でつくられたライヴだと思った。「東京じゃ考えられない盛り上がり」と自嘲気味に話してましたがリップ・サービスでしょう。最後はスタンディング・オべイションが起こり、本人も感激した様子でした。

■鈴木祥子"SHO-CO-SONGS VOL.1~1988~1990"発売記念ツアー
"SHO-CO-SHALL BE RELEASED ~いろいろあったよ20年~"
2008年6月8日(日) Shangri-La
整理番号Shangri-La39番
鈴木祥子(Vocal/Piano, Guitar)
http://syokosuzuki.sakura.ne.jp/index.html

Setlist
01 危ない橋[風の扉]
02 もういちど[あたらしい愛の詩]
03 あじさい[SNAPSHOTS]
04 Swallow[水の冠]
05 ささやかな奇跡[風の扉]
06 愛はいつも[風の扉]
07 月とSNAPSHOTS[SNAPSHOTS]
08 Sickness[Love, painfil love]
09 風の扉[風の扉]
10 最後のファーストキッス[水の冠]
11 わたしの望み(Ambition)[Love, painfil love]
12 あの空に帰ろう[Long Long Way Home]
13 完全な愛[私小説]
14 Father Figure[absolutely ALONE IN 京都拾得 2007.12/30,31]
15 5years, / AND THEN...[absolutely ALONE IN 京都拾得 2007.12/30,31]
16 Get Back[水の冠]
17 光の駅[Long Long Way Home]
Encore
18 モノクロームの夏[SHO-CO-JORNEY]
19 メロディ[Long Long Way Home]
20 プリヴェ[私小説]
21 Circle Game[風の扉]
22 忘却[鈴木祥子]
23 サンデー・バザール[水の冠]

●「Swallow」
鈴木祥子の1990年のライヴ映像です。DVDに入れてほしかったですね。佐橋くんがチラっと映ってますね。このときのバンドでライヴが見たかった。



コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« おおはた雄一 アコースティッ... | トップ | Sunday Songbook Playlist »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Re: MORE THAN A NEW DISCOVERY (どい)
2008-07-05 20:49:09
☆都市色さん
『MORE THAN A NEW DISCOVERY』ってローラ・ニーロのファースト・アルバムのタイトルでしたっけ? 昨年、紙ジャケで『The First Songs』が出たときにはじめて聴きました。

ライヴハウスでの公演は常連さんたちとの懇親会みたいな雰囲気なんで苦手なんですが、今回はなごやかな雰囲気でとてもよかったです。

返信する
MORE THAN A NEW DISCOVERY (都市色)
2008-07-05 12:58:28
こんにちは。
僕も祥子さんのライヴを観てきましたよ。
名古屋公演でした。
アットホームな雰囲気で。
祥子さんの部屋に招かれて弾き語りを聴いているような楽しい歌と演奏でした。
この日はかわいしのぶさんのベースとのコラボもありました。
初期の作品集のボックスも充実した内容でしたね。DVDも良かったです。佐橋さんも若かったですね。
名古屋とは少し演目が異なっていて興味深いです。僕は「SNAPSHOTS」からのファンでこのアルバムからも曲を聴けて良かったです。名古屋ではアンコールで祥子さんのドラムとしのぶさんのベースで「月とSNAPSHOTS」が聴けました。「海辺とラジオ」も歌いましたよ。「あじさい」は同じですね。
ニューアルバムも楽しみです。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Live」カテゴリの最新記事