Motoharu Radio Show #019

2009年09月24日 | Motoharu Radio Show

2009/09/22 OnAir - Extra Week - 僕の'Bringing It All Back Home' Vol.3 - '90s
01.The Cardigans:Carnival
02.Beck:The New Pollution
03.U2:One
04.Lenny Kravitz:It Ain't Over 'Til It's Over
05.Joni Mitchell:Turbulent Indigo
06.Shawn Colvin:Polaroids
07.Arrested Development:Natural
08.Los Lobos:Can't Stop the Rain
09.Sheryl Crow:Home
10.Oasis:Don't Look Back In Anger
11.佐野元春:エンジェル
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■内容の一部を抜粋
・僕の'Bringing It All Back Home'
「先週、番組の企画のことでアシスタントのゴトウくんと話していたところ、ここのところ続いた『僕の'Bringing It All Back Home'』、リスナーのみなさんにとても好評だったということで、'70年代、'80年代に続いて今週は'90年代を特集してみてはどうかということになりました。Motoharu Radio Show、今週は'90年代のレコードを集めてみます」と元春。

・Carnival
カーディガンズはスウェーデンのポップ・バンド。1995年の「Carnival」は当時、日本のFMステーションでかなりのローテーションでオンエアされた。この曲のヒットがきっかけとなって一時日本でスウェーディッシュ・ポップの流行が起こった。

・The New Pollution
ベックの1996年のヒット「The New Pollution」。元春が'90年代のアーティストといってまず思い浮かべるのはベック・ハンセンだという。「素晴らしいソングライターであり、ごきげんなサウンド・クリエイターです。サンプリングによる編集能力のスキルが相当高いアーティストだと思います」と元春。

・One
U2の「One」は「愛と命の力でひとつになろう」というメッセージが込められた曲。ブライアン・イーノをプロデューサーに迎えたアルバム『Achtung Baby』でU2のイメージは随分と変わった。どこか生真面目なアイルランドのバンドといった印象から誰もが楽しめるポップ・バンドへと。

・It Ain't Over 'Til It's Over
レニー・クラヴィッツの1991年の「It Ain't Over 'Til It's Over」は「本当の終わりが来るまで僕らの愛は終わってはいないのだ」と歌っている。レニー・クラヴィッツは「黒いジョン・レノン」というふうに呼ばれた。レニー・クラヴィッツはかつて「じぶんが白人だったらもっと多くの人に認められているだろう」と発言したことがあるという。今では人種に関係なく音楽界に書かせない重要なアーティストになっている。

・Turbulent Indigo
ジョニ・ミッチェルの「Turbulent Indigo」は1994年のレコード。

・Polaroids
ショーン・コルヴィンの「Polaroids」は1992年のレコード。

・3PICKS!
「Motoharu Radio Show」では毎月番組推薦盤3枚のCDをピックアップしている。今月9月の「3PICKS!」はニック・ロウ『Quiet Please... The New Best Of Nick Lowe』、ダイアン・バーチ『bible belt』、そしてベン・ハーパー『White Lies For Dark Times』。どのレコードも心に響くよいソングライティングと素晴らしいサウンドがあると元春。

・寺内タケシ
先々週のレス・ポールの話に触れてリスナーから「エレキギターを発明したのは日本人という説がある」というコメントが届いた。レス・ポールがエレキギターのピック・アップを作ったという説が有名だが、政木和三という日本人の発明家が作ったという説と、エレキギターの神様といわれる寺内タケシが作ったという説があるようだ。
「僕は個人的には寺内タケシさんが作ったという説を推したいですね」と元春。
寺内タケシさんは子どもの頃電話機の受話器についてるコイルを使って電気ギターを作ったという。ちなみにビートルズの自伝の中でエレキギターの発明者は日本のテリー寺内と紹介されてるらしい。

・Natural
アレステッド・デベロプメントの1992年のレコード「Natural」。
「ヒップホップ・アーティストの中でも僕のフェイバリットのひとつ。ソングライターのスピーチが素晴らしいです」と元春。

・Can't Stop the Rain
「'90年代最もクリエイティブなプロデューサー・チームといえばチャド・ブレイクとミッチェル・ブルーム。この曲もそのうちのひとつ。ロス・ロボス1996年のレコードから曲は『Can't Stop the Rain』」と元春。

・Don't Look Back In Anger
「'90年代ロックのアンセムのひとつ」と元春。

・地中美術館
夏に瀬戸内海の島々をめぐったというリスナーのコメントを読んで。元春は以前瀬戸内海の伯方島に行ったことがあるという。「風光明媚な素晴らしい嶋でした。そして僕が個人的に興味があるのは瀬戸内海直島にある地中美術館。自然光を上手に使って美術館全体が大きな美術作品のようだということなので是非いつか行ってみたいと思います」と元春。
http://www.chichu.jp/j/

・エンジェル
ジョージィ・フェイムのライヴを聴きに行ったというリスナーからのコメント。
「僕は'90年代に『The Circle』というアルバムを作ったんですが、そのときにジョージィ・フェイム氏がレコーディング・セッションに参加してくれました。当時セッションをして僕が思ったのは、あぁ僕もこれから年を取ってもいつまでもジョージィ・フェイムのようにラヴ・ソングを歌っていたいなということでした。今夜最後の曲は1993年の僕が出したレコード『The Circle』というアルバムからの1曲。ジョージィ・フェイムがハモンド・オルガンを弾いてくれました。途中僕が彼の名前を呼んでオルガンのソロがはじまります。とてもいい演奏なので是非注目してください。そして曲の後半ではラストの部分を僕とフェイム氏がデュエットしています。聴いてください[エンジェル]」と元春。

・番組ウェブサイト
「番組では引き続き曲のリクエストを募集しています。思い出の曲、聴いてみたい曲などあったら番組ウェブサイトを使って送ってください。待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

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