離島への旅は大好きですが、主たる行き先は九州地方の離島。他の地方の島にはなかなか足を伸ばす機会がありませんが、また別の表情がありそうで、興味を持っていました。
そこへ受けた、東京都の南・太平洋上に浮かぶ「亜熱帯区」こと八丈島へのお誘い。九州からの旅費に躊躇しないわけではありませんでしたが、行きたい気持ちには勝てずに快諾。勤労感謝の日3連休を、亜熱帯で過ごすことになりました。
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とはいえ、可能な限り旅費は節約したいところ。東京までの往復には、8月に就航したばかりの「春秋航空日本」佐賀~成田線を利用しました。日本市場に殴り込みをかけた中国系LCC、片道6,850円の飛行機とはどんなものなのか、興味津々です。
秋からダイヤが変わっており、成田行きは17:35の1日1便に。もう3度も利用したt-way・仁川行きと雁行する時間で、佐賀空港のLCCターミナル化を実感する時間帯です。
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機体は新しく、座席も思いの他狭くありません。LEDの照明も明るく、大手の古い飛行機よりは、よほど気持ちよくて快適な空間です。
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LEDの照明は、離着陸時はブルーに変わります。なかなかカッコイイ。
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LCCですが、荷物を預けても無料なのは嬉しいところ。飲み物などのサービスがないのはLCCらしいものの、有料販売では就航地の広島・高松・佐賀の名物を取り揃えています。
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高松のさぬきビールと、広島の とりかわを合わせても500円ポッキリ。大手航空会社の「ビールセット」と同じ値段で ご当地名物を味わえるのだから、お得感があります。
中国系航空会社なのに、「ふるさとのエアライン」といったムードを感じらました。
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機内販売では、成田からのスカイライナーのチケットも割引販売。日暮里までスカイライナーに乗る予定だったので、ありがたく活用させてもらいました。
乗務員は全員日本人。中国らしさを感じたのは簡体字の書かれたエチケット袋と、『非常口座席は中国語が話せる人限定』という縛りくらいなもので、ごく自然に旅できた春秋航空の旅でした。
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LCCらしく、成田空港ではターミナルまでバス移動。急ぐ旅には向かないけど、夜の滑走路をドライブするのもまた楽しいものです。
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第2ターミナルから日暮里までは、30分台で結ぶ俊足ランナーのスカイライナーに乗車。早さもさることながら、スタイリッシュな内外装もお気に入りの列車です。
最高速度160kmを誇り、全速力の時の風を切る音は、新幹線のそれのようでした。
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山手線に乗り継ぎ、浜松町へ。赤く輝く東京タワーを眺めて「東京」を感じた後、歩いて10分の竹芝桟橋へ向かいました。八丈島へは、船で1泊・約10時間半の旅路です。
さすがは東京。週末の夜行船を待つ人は多く、ターミナルはラッシュのような賑わいでした。いつもの島旅とは違う雰囲気で、ちょっと調子が狂わないわけではありません。
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東海汽船の橘丸は、真っ黄色の船体が印象的。ずらりと列を作って乗り込みます。
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今回利用したのは、2等寝台。Web割引を活用しても11,810円と、瀬戸内航路に比べればずいぶん割高に感じられます。
ただ7月に就航したばかりの船はピカピカで、内装も新しいマンションのよう。一晩の旅路も、快適に過ごせそうです。
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2等寝台には、コンセントも装備。現代人には、欠かせない装備ですね。
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午後10時半、出航。レインボーブリッジをくぐり、左は東京タワー、右はスカイツリーに見送られつつ旅が始まります。
東京湾の夜景を見るべく、デッキは大賑わい。やっぱり、いつもと違う雰囲気だなぁ… 東京発の船旅は、九州人にとって一味も二味も違う体験です。
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夜遅い船なのに、1時間だけ食堂が営業しているのは立派。しゃれたガラス張りの壁には、名誉船長の柳原良平氏のイラストもくつろいでいます。
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島の焼酎も各種銘柄が揃っており、ジョッキ1杯で500円という嬉しい値段。しかも「作りまちがえちゃった」と1杯サービスしてもらい、旅の序盤から泥酔状態です。
1週間の仕事で疲れた身なのに、船上での宴は日付が変わっても続いたのでした。
そこへ受けた、東京都の南・太平洋上に浮かぶ「亜熱帯区」こと八丈島へのお誘い。九州からの旅費に躊躇しないわけではありませんでしたが、行きたい気持ちには勝てずに快諾。勤労感謝の日3連休を、亜熱帯で過ごすことになりました。
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とはいえ、可能な限り旅費は節約したいところ。東京までの往復には、8月に就航したばかりの「春秋航空日本」佐賀~成田線を利用しました。日本市場に殴り込みをかけた中国系LCC、片道6,850円の飛行機とはどんなものなのか、興味津々です。
秋からダイヤが変わっており、成田行きは17:35の1日1便に。もう3度も利用したt-way・仁川行きと雁行する時間で、佐賀空港のLCCターミナル化を実感する時間帯です。
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機体は新しく、座席も思いの他狭くありません。LEDの照明も明るく、大手の古い飛行機よりは、よほど気持ちよくて快適な空間です。
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LEDの照明は、離着陸時はブルーに変わります。なかなかカッコイイ。
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LCCですが、荷物を預けても無料なのは嬉しいところ。飲み物などのサービスがないのはLCCらしいものの、有料販売では就航地の広島・高松・佐賀の名物を取り揃えています。
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高松のさぬきビールと、広島の とりかわを合わせても500円ポッキリ。大手航空会社の「ビールセット」と同じ値段で ご当地名物を味わえるのだから、お得感があります。
中国系航空会社なのに、「ふるさとのエアライン」といったムードを感じらました。
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機内販売では、成田からのスカイライナーのチケットも割引販売。日暮里までスカイライナーに乗る予定だったので、ありがたく活用させてもらいました。
乗務員は全員日本人。中国らしさを感じたのは簡体字の書かれたエチケット袋と、『非常口座席は中国語が話せる人限定』という縛りくらいなもので、ごく自然に旅できた春秋航空の旅でした。
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LCCらしく、成田空港ではターミナルまでバス移動。急ぐ旅には向かないけど、夜の滑走路をドライブするのもまた楽しいものです。
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第2ターミナルから日暮里までは、30分台で結ぶ俊足ランナーのスカイライナーに乗車。早さもさることながら、スタイリッシュな内外装もお気に入りの列車です。
最高速度160kmを誇り、全速力の時の風を切る音は、新幹線のそれのようでした。
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山手線に乗り継ぎ、浜松町へ。赤く輝く東京タワーを眺めて「東京」を感じた後、歩いて10分の竹芝桟橋へ向かいました。八丈島へは、船で1泊・約10時間半の旅路です。
さすがは東京。週末の夜行船を待つ人は多く、ターミナルはラッシュのような賑わいでした。いつもの島旅とは違う雰囲気で、ちょっと調子が狂わないわけではありません。
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東海汽船の橘丸は、真っ黄色の船体が印象的。ずらりと列を作って乗り込みます。
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今回利用したのは、2等寝台。Web割引を活用しても11,810円と、瀬戸内航路に比べればずいぶん割高に感じられます。
ただ7月に就航したばかりの船はピカピカで、内装も新しいマンションのよう。一晩の旅路も、快適に過ごせそうです。
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2等寝台には、コンセントも装備。現代人には、欠かせない装備ですね。
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午後10時半、出航。レインボーブリッジをくぐり、左は東京タワー、右はスカイツリーに見送られつつ旅が始まります。
東京湾の夜景を見るべく、デッキは大賑わい。やっぱり、いつもと違う雰囲気だなぁ… 東京発の船旅は、九州人にとって一味も二味も違う体験です。
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夜遅い船なのに、1時間だけ食堂が営業しているのは立派。しゃれたガラス張りの壁には、名誉船長の柳原良平氏のイラストもくつろいでいます。
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島の焼酎も各種銘柄が揃っており、ジョッキ1杯で500円という嬉しい値段。しかも「作りまちがえちゃった」と1杯サービスしてもらい、旅の序盤から泥酔状態です。
1週間の仕事で疲れた身なのに、船上での宴は日付が変わっても続いたのでした。