2日目(9月28日)は、裏磐梯から福島、相馬を経由して塩竃に抜けました。
朝は6時に起床。せっかく景色のいい場所に来たのに、惰眠をむさぼってはもったいないとばかりに、行動開始です。
裏磐梯には美しい湖が点在。中でも五色沼はその名の通り、五つそれぞれ違う色に見えるという、神秘的な沼です。
散策コースは片道1時間強で、片道はバスを利用するのが賢い観光ルート。早起きのバスに乗って、裏磐梯高原「駅」バス停で下車しました。
目の前に広がるのは、桧原湖。裏磐梯でも最大の湖で、この景色だけでも来てよかったと思えます。
五色沼探勝路に入り、まず出迎えてくれるのが柳沼。
昼の平野は夏日を記録するほどの暑さが続いていますが、早朝の裏磐梯は吐く息も白くなるほどの冷え込みで、湖面ももやが立っていました。
小さな展望台のある、弁天沼。
青い湖面にもやが立ち、空には飛行機雲が交錯します。
…と、一つ一つの景色をじっくり鑑賞しつつ歩いていたら、いつの間にか時間は8時近く!ショートカットして急ぎ足で宿に戻り、朝食を食べながら「あまちゃん」の最終回を見ました。
福島と北三陸、もとい久慈ではだいぶ距離がありますが、東北で最終回を見届けられて満足です。
気を取り直して、再び散策に出発。毘沙門沼の湖畔にはホテルがあり、売店でホットコーヒーにありつけたのは幸いでした。
沼には無数の鯉が泳いでいます。
毘沙門沼と磐梯山。
宿に戻り、郡山からわざわざ来て頂いたSさんと合流。2年前の災害復興で郡山に派遣された際、大変お世話になったご縁が、今もこうして続いています。昨年末に続き、またお世話になってしまいました。
車で表磐梯へと回り込み、猪苗代スキー場へ。シーズンオフのスキー場はパラグライダーのメッカで、上空を飛ぶFさんを待ち受けました。Fさんは郡山での「派遣仲間」だったのですが、一旦本拠地の広島へ戻った後、現在は相馬へ出向中。貴重な休日も、アクティブに過ごされています。
舞い降りてきたFさんと再会を喜んだ後、もう一フライトを待つ間、僕もスキー場を登ってみました。
ゲレンデでは、初心者の皆さんが練習中。始まってから数時間なのに、すでに地面から足が離れていてビックリです。ちょっと体験してみたくなりました。。
下から見ていたら大した高低差にも見えなかったのですが、実際に登ってみれば思っていた以上の急傾斜。息が上がり、昼の暑さに汗をかきつつ、ぜいぜいいいながら登った先には…猪苗代湖の絶景が待っていました。
この景色を見下ろしながらのフライト、さぞかし気持ちいいだろうな~!
お昼も過ぎたので、山間のお蕎麦屋さんで昼食。
十割なのに白い蕎麦は、たまらない食感でした。
福島へは磐梯吾妻スカイライン経由で。日本の道百選にも選ばれた、観光道路です。
他の道より30分ほど余分に時間がかかるそうですが、Fさんも相馬からフライトに向かう際は、よく通っているのだとか。
高度が上がると、白樺林の中を走ります。九州では見られない風景だけに、違和感を覚えるというか、新鮮味を感じるというか。
山の上の方では紅葉も始まっており、一足早い秋を満喫です。
浄土平で休憩。ドライブインのようで、吾妻小富士への散策コースの出発点でもあります。
駐車場からものの5分もあれば登れてしまうので、登る人も軽装です。九州だと、こんな山に登ろうと思ったら相応の装備が必要なものだけど…恐るべし、福島!
火口では「お鉢周り」も可能。すっかり登山をした気分になりました。
振り返れば、噴煙を上げる一切経山。
火山帯でもある周辺は秘湯・名湯も豊富で、Sさんも温泉めぐりが楽しみなのだとか。
浄土平を出ると、火山性ガスのため窓を開けられない区間に差し掛かります。バイクはどうするんだろ?
ここに道を通そうと思った先人の努力はもちろん、想像力に脱帽です。
福島市に降り、中通りから浜通りへは山を越えます。この間に高速道路はなく、主だった鉄道路線もないので、浜通りから県庁所在地に出るのは大変そう。現在、「復興道路」の建設が急ピッチで進んでいます。
福島第一原発から郡山、福島の方向は線量が高い地域で、除染の作業が続いていました。
相馬から塩竈へは、1台に合流。仙台東部道路を飛ばし、一路塩竈を目指します。
塩竈では、これまた2年前の「派遣仲間」であるYさんと合流。定年後、塩竈で復興支援業務に携わっておられ、頭が下がる思いです。
そして塩釜といえばお寿司!お洒落なお寿司屋さんで、新鮮なネタに舌鼓です。
さらに塩竈といえば裏霞!地の魚に地酒はぴったり。ぐいぐい杯が進みます。
2年間の思い出話と、それぞれのお仕事の話に花を咲かせつつ、早起きもたたり いつしか電池切れを起こしてしまいました。11時、はやばやとお休みなさい…。
朝は6時に起床。せっかく景色のいい場所に来たのに、惰眠をむさぼってはもったいないとばかりに、行動開始です。
裏磐梯には美しい湖が点在。中でも五色沼はその名の通り、五つそれぞれ違う色に見えるという、神秘的な沼です。
散策コースは片道1時間強で、片道はバスを利用するのが賢い観光ルート。早起きのバスに乗って、裏磐梯高原「駅」バス停で下車しました。
目の前に広がるのは、桧原湖。裏磐梯でも最大の湖で、この景色だけでも来てよかったと思えます。
五色沼探勝路に入り、まず出迎えてくれるのが柳沼。
昼の平野は夏日を記録するほどの暑さが続いていますが、早朝の裏磐梯は吐く息も白くなるほどの冷え込みで、湖面ももやが立っていました。
小さな展望台のある、弁天沼。
青い湖面にもやが立ち、空には飛行機雲が交錯します。
…と、一つ一つの景色をじっくり鑑賞しつつ歩いていたら、いつの間にか時間は8時近く!ショートカットして急ぎ足で宿に戻り、朝食を食べながら「あまちゃん」の最終回を見ました。
福島と北三陸、もとい久慈ではだいぶ距離がありますが、東北で最終回を見届けられて満足です。
気を取り直して、再び散策に出発。毘沙門沼の湖畔にはホテルがあり、売店でホットコーヒーにありつけたのは幸いでした。
沼には無数の鯉が泳いでいます。
毘沙門沼と磐梯山。
宿に戻り、郡山からわざわざ来て頂いたSさんと合流。2年前の災害復興で郡山に派遣された際、大変お世話になったご縁が、今もこうして続いています。昨年末に続き、またお世話になってしまいました。
車で表磐梯へと回り込み、猪苗代スキー場へ。シーズンオフのスキー場はパラグライダーのメッカで、上空を飛ぶFさんを待ち受けました。Fさんは郡山での「派遣仲間」だったのですが、一旦本拠地の広島へ戻った後、現在は相馬へ出向中。貴重な休日も、アクティブに過ごされています。
舞い降りてきたFさんと再会を喜んだ後、もう一フライトを待つ間、僕もスキー場を登ってみました。
ゲレンデでは、初心者の皆さんが練習中。始まってから数時間なのに、すでに地面から足が離れていてビックリです。ちょっと体験してみたくなりました。。
下から見ていたら大した高低差にも見えなかったのですが、実際に登ってみれば思っていた以上の急傾斜。息が上がり、昼の暑さに汗をかきつつ、ぜいぜいいいながら登った先には…猪苗代湖の絶景が待っていました。
この景色を見下ろしながらのフライト、さぞかし気持ちいいだろうな~!
お昼も過ぎたので、山間のお蕎麦屋さんで昼食。
十割なのに白い蕎麦は、たまらない食感でした。
福島へは磐梯吾妻スカイライン経由で。日本の道百選にも選ばれた、観光道路です。
他の道より30分ほど余分に時間がかかるそうですが、Fさんも相馬からフライトに向かう際は、よく通っているのだとか。
高度が上がると、白樺林の中を走ります。九州では見られない風景だけに、違和感を覚えるというか、新鮮味を感じるというか。
山の上の方では紅葉も始まっており、一足早い秋を満喫です。
浄土平で休憩。ドライブインのようで、吾妻小富士への散策コースの出発点でもあります。
駐車場からものの5分もあれば登れてしまうので、登る人も軽装です。九州だと、こんな山に登ろうと思ったら相応の装備が必要なものだけど…恐るべし、福島!
火口では「お鉢周り」も可能。すっかり登山をした気分になりました。
振り返れば、噴煙を上げる一切経山。
火山帯でもある周辺は秘湯・名湯も豊富で、Sさんも温泉めぐりが楽しみなのだとか。
浄土平を出ると、火山性ガスのため窓を開けられない区間に差し掛かります。バイクはどうするんだろ?
ここに道を通そうと思った先人の努力はもちろん、想像力に脱帽です。
福島市に降り、中通りから浜通りへは山を越えます。この間に高速道路はなく、主だった鉄道路線もないので、浜通りから県庁所在地に出るのは大変そう。現在、「復興道路」の建設が急ピッチで進んでいます。
福島第一原発から郡山、福島の方向は線量が高い地域で、除染の作業が続いていました。
相馬から塩竈へは、1台に合流。仙台東部道路を飛ばし、一路塩竈を目指します。
塩竈では、これまた2年前の「派遣仲間」であるYさんと合流。定年後、塩竈で復興支援業務に携わっておられ、頭が下がる思いです。
そして塩釜といえばお寿司!お洒落なお寿司屋さんで、新鮮なネタに舌鼓です。
さらに塩竈といえば裏霞!地の魚に地酒はぴったり。ぐいぐい杯が進みます。
2年間の思い出話と、それぞれのお仕事の話に花を咲かせつつ、早起きもたたり いつしか電池切れを起こしてしまいました。11時、はやばやとお休みなさい…。