皆様 おはようございます。
8月12日(木) 鳥取の天候は小雨が降っています。
今朝の最低気温は23.1℃。
今日は終日、雨の天候で、予想最高気温28℃の見込みです。
今後、1週間程度雨の予報となっており、まるで梅雨に逆戻りの状態。
九州、四国、瀬戸内などでは雨が強まっているようで、甲子園の
高校野球もどうなることやら・・・。
8月のこの時期にしてはとても珍しい状況です。
さて、本日の事例紹介です。 当店HP「こちら」
概要
・製造工場で働く60代前半の男性。
・右腕痛&背中痛の改善を求めて来店されました。
お話を伺うと
・製造ラインの機械整備&修理などを行っていたところ
1か月ほど前から右腕全体に痛みが起こり始めた。
・当初は鎮痛作用の貼り薬を貼るなどで仕事を続けていたが
どんどん悪化することから、奥様の勧めで来店を決意。
・右腕肩口~肘、肘~手首~指先まで腕全体に痛みがある。
というような状況でした。
身体を診させていただくと
・不調は「右腕&背中」だけではなく、上半身全体に及んでいるようでした。
<背中>
・腹部&胸部の筋肉が短縮し、背中の筋肉が硬く盛り上がった
「猫背姿勢」
・背骨両サイドにある筋肉はコリコリとした強い盛上り状態。
・腹筋を軽く指で押すと「強い痛み」を訴え身体をよじるほど。
・頭と首の付け根付近を指で押すと「強い痛み」を訴え、
「いつも辛く感じている」そうでした。
<右腕>
・上腕(肩口~肘)の前側(上腕二頭筋)、裏側(上腕三頭筋)の筋肉が
硬く、腕の可動範囲が低下と痛みが起こっていました。
・肘を曲げる筋肉(腕橈骨筋)も疲労により悪化していました。
・手首&指を曲げ伸ばしする筋肉(手関節屈筋&伸筋、長掌筋、総指伸筋など)
が悪化し、肘周辺、前腕に強い痛みが起こっていました。
特に、手首周辺は強い痛みとなっていました。
・腕を捻る動作に使う筋肉(小円筋、大円筋)も相当悪化しており
脇付近をつかむだけで激しい痛みを訴えるほどの状況。
・また肋骨外側にある前鋸筋(腕を上方に伸ばす筋肉)も悪化していました。
痛みを緩和したいと鎮痛作用の湿布などを貼り仕事を継続したことが
更なる悪化を招いたようです。
改善施術
<背中>
・腹部及び胸部の筋肉を緩め、猫背姿勢の改善を図ります。
→腹直筋、大胸筋、小胸筋など
・首と頭の付け根付近の筋肉を緩めます。
→後頭下筋など
・脊柱起立筋、多裂筋を緩めます。
<右腕>
・肘~手首間の筋肉を緩めます。
→腕橈骨筋、手関節屈筋、手関節伸筋、長掌筋、総指伸筋等
・肩口~肘間の筋肉を緩めます。
→上腕二頭筋、上腕三頭筋
・肩甲骨~腕間の筋肉を緩めます。
→小円筋、大円筋
<肩~肩甲骨>
・肩~肩甲骨周辺の筋肉を緩めます。
→僧帽筋、菱形筋、肩甲下筋、前鋸筋など
施術後の体の状況を伺うと
・身体がまっすぐ伸び楽に立てるようになりました。
・胸周辺がとても楽です。
・腰~背中全体がとても楽になりスッキリしています。
・肩周辺がとても軽く、楽に動きます。
・右腕の痛みや動きの悪さが大幅に改善され、楽に動きます。
などとおっしゃり、嬉しそうにされていました。