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硬質プラスチック切断業務で右腕全体が重だるく、指が動きづらい

2019年12月11日 | 首、肩、腕の不調

皆様 おはようございます。  当店HPは「こちら」

12月11日(水) 鳥取の天候は

今朝の最低気温は3.9℃でした。

今日はの天候で、予想最高気温は18℃の見込みです。

 

本日の事例紹介です。

 

概要

  ・嘱託として製造業の会社で働く60代男性。

  ・最近、現場業務の支援として「硬質プラスチック」を切断する

   仕事をしていたところ

    ①右腕全体が重だるく、指が重く動きづらくなった。

    ②腰~背中、肩~肩甲骨周辺が重く、辛い状況。

   ということで来店いただきました。

 

体を診させていただくと

 <腕~指

  ・肘~手首の筋肉が硬く、パンパンに張っている状況。

  ・硬い筋肉のため腕を捻る動作も重く、可動域も大幅に減少していました。

    → 腕橈骨筋、手関節屈筋などが筋肉疲労が原因のようです。

  ・プラスチック切断作業で多用する筋肉(母指内転筋、母指対立筋、

   総指屈筋など)が疲労し、指の曲げ伸ばし動作がしづらい状況に

   なっていました。

 <腰~背中

  ・プラスチック切断業務のため腰を少し曲げた「前傾姿勢」、顔を下に向けた

   姿勢などを長時間続けていたことが原因で、

    ①腰周辺の筋肉が疲労。

    ②背骨両サイドにある直立姿勢を保つための筋肉(脊柱起立筋)が疲労。

    ③首~後頭部の筋肉疲労。

    ④切断作業を行うため

      ・右肩~肩甲骨周辺にある筋肉(菱形筋など)

      ・肩&腕を前側に移動させる筋肉(大胸筋など)

     が筋肉疲労となっていました。

 <

  ・立ち仕事が長期間続いていたため太腿、ふくらはぎなどが疲労し

   重だるく、動きづらくなっていました。

 

改善施術

 改善には、「仕事で縮んだ状態の体前側の筋肉を緩め」、

  「伸びた状態の背中側の筋肉が縮む環境を作る」こととなります。

 <腰~背中

  ・6層連動操法のテクニックで、

    ①後湾姿勢になっている骨盤を整えます。

    ②腰~背中の筋肉を緩めます。

    ③腰の骨に癒着している筋肉を剥がします。

 <肩~肩甲骨

  ・肩甲骨内側の筋肉(菱形筋)を緩めます。

  ・肩甲骨を動かし、肩甲骨周辺の筋肉を緩めます。

 <

  ・6層連動操法の下肢の4つのテクニックで

    ①太腿前側の筋肉

    ②太腿内側の筋肉(鵞足)

    ③太腿外側の筋肉(大腿筋膜張筋)

    ④ふくらはぎの筋肉(腓腹筋、ヒラメ筋、後脛骨筋)

   を緩めます。

 <腕~指

  ・6層連動操法のテクニックなどで

    ①上腕三頭筋 ②肩関節泡 ③腕橈骨筋 ④手関節屈筋&伸筋

    ⑤手の平の筋肉 を緩めます。

 <胸部

  ・胸の筋肉(大胸筋)を6層連動操法テクニックで緩めます。

 

施術後の体の状況を伺うと

  ・体全体がとても軽くなり、動きがとても楽になりました。

  ・腕~指先までが楽になり、とても軽く動きます。

  ・腰~背中のハリ感がなくなり楽です。

  ・肩が軽くなり、肩&肩甲骨ともとてもスムースに動きます。

   などと大変なお喜びで、「また次回もお願いします」と

   おっしゃり嬉しそうにお帰りになったのです。


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