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肛門科の医師が教える「温水洗浄便座」による「お尻のトラブル」

2024年05月28日 | 健康・病気

皆様 おはようございます。

5月28日(火) 東京の天候は雨(小雨です)

今朝の最低気温は20.7℃。

今日は雨の天候で、予想最高気温25℃の見込みです。

 

先日、購入した本(下記写真)に記載されていた

「温水洗浄便座使用によるお尻のトラブル」をご紹介します。

執筆されていたのは、

  肛門科専門医、肛門科専門医の指導医の資格を持ち、元皮膚科医。

  第一線で手術まで担当される数少ない女性医師。

  佐々木 ものり先生

 

洗っている人ほど、お尻が汚い 

  ①診察のために肛門を見ると「肛門周囲に便がついている」

   原因は、肛門についた便が温水で周りに飛ばされ付着した。

  ②「下着が汚れるから」と生理用ナプキンを当てて来院する方もある。

   訪ねると、排便後しばらく経つと汁のような便が出て気持ち悪いとのこと。

   原因は、温水が肛門の中に入り、出し残した便と混じって「便汁」となって

   出ていた。

  ③肛門周囲にトイレットペーパーが付着している

   水に溶ける性質のトイレットペーパーで濡れた肛門を拭くと、

   融けた紙が肛門に付着してしまう。

 

洗い過ぎたお尻はトラブルだらけ

  ①皮膚表面を潤している皮脂膜が洗い流され、様々な皮膚トラブルが起こる。

   肛門周囲の皮膚が真っ白になったり、色素沈着で黒くなり、

   ホクロとシミだらけのお尻になる。

  ②肛門にかゆみが起こる。

  ③肛門狭窄が起こる。

   洗いすぎた皮膚が炎症を起こして硬くなり、伸縮性のない開きにくい肛門になる。

   ・肛門が切れやすくなり、重症になるとおならをしただけでもお尻が裂ける。

   ・さらに悪化すると、手術で肛門を拡げなければならなくなる。

 

肛門に性病をうつされる

  温水洗浄便座の使用によって肛門に性病をうつされるケースが起こっている。

  不特定多数の人が使用するトイレでの洗浄は、どんな病気をもらうか

  わからないため要注意です。 

 

  皆様 温水洗浄便座の使用には十分注意しましょう。

   

  


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