腰痛、頭痛、踵痛、喘息、足の冷えに苦しむ男性

皆様　おはようございます。

１０月３０日（火）　時々の天気となっている鳥取です。

 

本日の事例紹介は昨日、紹介で来店された男性の事例です。

 

概要

　　　・２０台後半で、身長：１７１ｃｍ、体重：８９ｋｇの体格の男性。

　　　・体に様々な不調があり病院、整骨院（２店）、カイロプラクティック、

　　　　トレーナールームなど症状によって行き先を選択していたが、

　　　　改善できず困っていたところ、知人から紹介を受け来店されました。

　　　・不調内容を伺うと

　　　　　①腰痛　→　左右の腰周辺にとても重だるい痛みがある。

　　　　　②頭痛　→　３年ほど前から側頭部及び後頭部に１か月に数回

　　　　　　　　　　　頭痛が起こっている。

　　　　　③喘息　→　病院で喘息といわれ薬を飲んでいるが一向に改善しない。

　　　　　④踵痛　→　両足の踵に痛みがあり日常生活に困っている。

　　　　　　　　　　　起床時に一番強い痛みを感じる。

　　　　　⑤冷え性　→　膝下～足指先が冷たく、冬になると布団の中でも冷たい。

　　　・本日の施術は１時間半を希望。

　　　　　（施術終了後、喘息治療のため予約している病院に行くとのこと。）

　　　　というような様々な不調を抱えた男性でした。

 

体を診させていただくと

　　＜下半身＞

　　　・骨盤中央の仙骨が右方向に回転し骨盤全体が崩れていました。

　　　　　→　右梨状筋、右ハムストリングスの短縮が原因のようです。

　　　・太腿全体、ふくらはぎ、すねなど足全体の筋肉が硬くコリコリ状態で

　　　　血流が悪化しているために下半身全体が冷たい状況でした。

　　　・特にふくらはぎにある「後脛骨筋」「ヒラメ筋」の短縮、筋肉コリが

　　　　ひどい状況でした。　→　踵痛の原因のようです。

　　＜腰周辺＞

　　　・腰椎（腰の骨）下部が左方向にズレ、神経を圧迫しており足指の感覚

　　　　異常が起こっていました。

　　　・腰椎（腰の骨）左右の筋肉がとても強い短縮を起こしており、腰の

　　　　不調原因となっていたのです。

　　＜背中＞

　　　・胸椎（背骨）全体がジグザグ状に崩れ、特に胸椎７番付近の骨が

　　　　前方に飛び出すように窪んでいました。

　　　　　　→　胃のむかつき原因のようです。

　　＜肩～頭部＞

　　　・肩の筋肉である「僧帽筋」、「菱形筋」の筋肉コリがひどい状況で

　　　　指で押すだけで強い痛みを感じておられました。

　　　・また、肩甲骨に付着している「棘下筋」は腫れあがったような状態

　　　　になっており、指で筋肉を押すと「強い痛み」を訴えられていました。

　　　・後頭部～側頭部にかけての筋肉がカチカチでゆるみがまったくない状態。

　　　　筋肉コリが原因となる頭痛と想定されました。

　　＜胸部＞

　　　・胸が窪んだような状態になっており、呼吸がしづらいと考えられます。

　　　・息がすぐ上がりませんか？　と尋ねると、「そうです」との回答。

　　　　→　大胸筋の短縮による「呼吸の不調」のようです。

 

改善施術

　　施術時間が１時間少しと短いため、楽に生活できる環境を作る施術としました。

　　　・背中～腰・お尻～太もも裏～ふくらはぎの筋肉を施術用枕を使って軽く

　　　　緩めます。

　　　・お尻～腰の筋肉を重点的に緩めます。

　　　・太腿裏の筋肉を緩めます。

　　　・骨盤の崩れを整え、腰椎（腰の骨）の崩れを整えます。

　　　・胸椎（背骨）のゆがみを整えます。

　　　・胸部の筋肉を緩めます。

　　　・ふくらはぎの筋肉を緩めます。

　　　

　　　　お帰りの時間となったため本日の施術はこれにて終了。

　　　　　

施術終了後の体の状況を伺うと

　　　呼吸がとても楽になり、たくさんの空気が体に入ってくる感じです。

　　　足全体の感覚が相当変わり、楽になり、足が軽く動くようになりました。

　　　踵の痛みが少し和らぎ、足裏が柔らかく感じています。

　　　などと、とてもうれしそうにされ、引き続きの施術を希望され

　　　次回の予約をした後で軽快な足取りでお帰りになったのです。

 

　　　なお、足の筋肉のゆるみとともに、冷たく感じていた足が少し温かく

　　　なっていました。

 

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