東金 郷愁（５）東金線

東金市内を散策中に撮った東金線など。


東金線は外房線の大網と総武本線成東を結び、途中駅は福俵（ふくたわら）・東金・求名（ぐみょう）の３駅というミニ路線。


夕陽に照らされ鈍く光るレール。


駅舎は国鉄時代によくあった標準型の平屋。みどりの窓口は撤去され、壁際にベンチがあるだけのガラーンとした空間。


かつて東金から海沿いの片貝まで九十九里鉄道というトロッコのような鉄道が走っていたが、いまだにバスは「九十九里鉄道」のまま、レトロ感あふれるバス案内所がいい雰囲気。


おまけ、金鳥のホーロー看板が残る旧街道の風景。あっ左下に自分が写ってる…。

東金 郷愁（４）

東金駅前徒歩３０秒の秋葉旅館。昭和の駅前旅館はまだ健在！


商人宿とも呼ばれた駅前旅館、寅さんが今にも出てきそうな雰囲気、いつまでも残って欲しいものだ。


東金駅前広場、現在、マンション建設中、交通至便だが終電が早過ぎる…。


昭和の香り全開のパチンコ屋。多くの人で賑わったんだろうなぁ。


誰もいないアーケードを歩く。


ゆず羊羹が有名な湖月堂、大正ロマン漂う建物。


散策を終えて八鶴湖に戻るとすでに日が暮れ湖は静寂に包まれる。

東金中心部は寂れたけど、国道１２８号沿いはロードサイド店が林立し活況を呈している。その賑わいを少しでもこちらへとは思うけど、現代の車中心社会では難しいんだろうな。

東金 郷愁（３）

東金の盛衰を何十年と見続けてきた丸ポスト。


ポストの後ろには小さな本屋。洋品・毛糸と小さい店なのに手広くやっているらしい、まだ現役なのが嬉しい。


この辺りが一番の繁華街になるのか。


建物が取り壊されて駐車場になっている場所も多い。


東金の商店の中には、トロッコを敷いて荷物を運搬しているところがいくつかあった。３０年近く前にはまだ残っていたけど、今回散策した限りでは見つけることができなかった。


地元の名士の家だろうか。


東金駅へと続くアーケード、ここは見事にシャッター通りと化している。

まだ続きます、以下次回。

東金 郷愁（２）

東金の市街地をぶらぶらと散歩していると、金鳥のホーロー看板を発見。現役で活躍している看板はかなり希少な存在に。


夕陽が正面から照らし眩しい。九十九里界隈ではマキの垣根が多くしっとりとした風情を醸しだしている。


東芝カラーテレビの看板。昔は、小さい家電販売・修理の店があちこちにあったなー。


自動車修理工場、いい味だしてる建物だけど残念ながら看板はトタンで覆われてしまった。


古い石碑の外周に沿って切り取られたトタン塀、こんなに丁寧な仕事をしなくても…、でもここが旧東金街道であった証拠。


個人宅のポストのようだけど、収集用のポスト。まぁ、田舎だと普通に見かける。

ダラダラと次回へ続きます。

東金 郷愁（１）

正月、ちょっとした時間ができたときに東金市内を散歩してみた。前から何度か来ているけどここには香ばしい物件がたくさん、何度来ても楽しめる場所。まずスタートは八鶴湖という…、これは池だな。


春は桜が美しい八鶴湖沿いに建つ「八鶴亭」。大正時代から続く料亭、かつて商業の中心だった東金はお大尽も多かったのだろう。


かつては食堂だろうか昭和な感じがたまらない。


その横のボートハウスの壁面は時が止まっていた、これは懐かしい…。


これは教会かな、貴重な物件に思えるが朽ち果てるのを待つのみか。


家康来訪４００年記念の石碑を発見。調べたら２０１３年とかにできたものらしい。かつては小川が流れ御成橋という木造の橋があったとか。


小さな神社の前を通過。

このブログ、だらだらと続くと思います…。以下次回。

初詣 縣神社

毎日初詣に行っております…。３日は、土気（とけ）の守り神というべき縣（あがた）神社へ。


ご神木である杉。


正月だけ売店ができて、おみくじやお守り等が販売される。


さすが波の伊八を生んだ房総の近く、ということかな？


正月だけ、わた菓子、チョコバナナ、焼きそばの屋台が。元旦は行列ができるしそれなりに売れるのかも。


見上げるほど大きな杉に囲まれた神社。

１月２日の風景

２日で既に普通の休日と同じ、仕事のあとにデジカメを持って家の近所を散歩。


すでに日が傾いてきている。


透き通るような冬の青空。


小さな天満宮で初詣。


雲がオレンジ色に染まる。


早くも蝋梅が咲き始めてきた。


厳しい冬の中、春に向かって少しずつ季節は進んでいく。

初詣 大椎八幡神社

元旦、地元の大椎八幡神社へ初詣に行く。


うわ、秋の台風で破壊された鳥居が新しい石材で復活している。


小雪舞う元旦。


参詣は靴を脱いで拝殿内で、というのにビビってそのままUターン、だって知らない神社でひとり氏子連中に囲まれる、というのが苦手なんだもん…。


巨大な杉が林立する参道を通って帰宅。

毎年同じこと言っているけど、そろそろ本気出さなきゃな、精一杯頑張った、と言える年にしよう。