南三陸町東部、海食台上に雑木林が広がっていて、そこには落葉~常緑広葉樹や針葉樹が
入り混じって茂っています。雑木林内の細道を集落方向へ歩いていると、林際のタブノキ
の葉に、何かがたくさん付いているのが見えます。
直径3mmほどのポッド形状で、これそのものが何か昆虫の卵なのか、このポッドの中に
卵が産み付けられているのかは判りません。
これに似た写真がないか、ネット記事を中心に調べてみましょう。
二枚とも2021.12.16撮影
「タブノキ 葉 卵」と入力して、参考になる記事がないか調べてみましたが、似たよう
な写真が載った記事は見つかりません。次は「タブノキ 葉 虫こぶ」で調べると幾つか
の記事がヒットし、載っている写真が私の写真のものと同じですね。
この極小のポッド形のものは虫こぶで、タブノキハウラウスフシと呼ばれ、タブウスフシ
タマバエという小さなタマバエの仲間の卵、時季によっては幼虫が一匹だけ入っています。
中の幼虫は翌年の5月頃に羽化するようです。
下にそのタマバエの写真のURLを貼り付けますので、クリックして参照してください。
http://blog-imgs-72.fc2.com/t/o/k/tokyoinsects2/20150402124701fcd.jpg
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