里山の野草と花木 宮城県北トレッキング

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

カタクリの新葉

2021-03-23 | 日記

大和町吉田地区西部、集落南西方向に延びる林道を沢奥まで行き、そこからは枝沢を遡っ
て杉林を抜けると、その先には若い雑木林が広がっています。枝沢に並行する南斜面を上
がって行くと、落葉の間から長楕円形の葉が生えているのを見つけました。
くすんだ緑色の葉に紫褐色の斑紋が入っているので、カタクリの葉ですね。
周辺を丁寧に探し廻りましたが、花は一つも咲いていませんでした。

山地に自生するカタクリの葉には、ほぼ全てに紫褐色の斑紋が入っています。
なぜ斑紋が入っているかについては明確な答えが無いようですが、ウイルスが細胞内に入
ったことにより斑紋が生じたとする説があるようです。
例外的に、佐渡島に自生するカタクリには、この斑紋が無いと言われています。

                              二枚とも2021.3.18撮影

カタクリは2015年の4月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。

https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/158aa85ed359d27eca473733eed3e1ac

 

 



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