登米市東和町米川地区北東部、山中の細い車道を東へ歩いて行くと、右手の斜面下に平坦
な地形が広がっているような ? 斜面下は沢の源頭ですから、林や藪になっているはずなの
に、なぜ平坦になっているのでしょう ? 若い雑木の茂る斜面を下ると、枯草や小高木が茂
る細長い平坦地が、東西に100mほども続いています。平坦地を下流側から上流側へと歩き
回ってみると、谷底を人工的に埋め立てて、平坦にしたような印象を受けました。
初めは鉱山のズリを均したのかと思ったのですが、鉱染を思わす石も土も見つかりません。
そうすると、近くの山上に地区の墓地がありますから、その造成で生じた残土を、ここに
捨てて均したのかも知れませんね。
二枚とも2021.3.10撮影
谷底の平坦地を歩き回っていると、南向きの斜面下などでノコンギクの根生葉を見つけま
した。花は秋に咲くのに、早くも根生葉が出ているんですね。
平坦地はまだ小高木やノイバラが茂っている程度で、木々が少なめですからね。
やがて木々が生長すれば、日照を遮られてノコンギクは絶えてしまうことでしょう。
2021.3.10撮影
ノコンギクは2015年の10月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。
https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/5551e9ff85ce2f85e3c0c87b871d1daf
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