登米市東和町米川地区北東部、集落道から急な林道を上がって行くと、山側が急斜面にな
っていて一部に岩が露出しています。よく見ると、岩に何か植物が密生しているような ?
幸いなことに、灌木を伝えば岩まで登って行けそうです。
岩まで登って確認すると、小さな葉のつる植物が貼り付くかのように這いまわっています。
常緑のつる性木本ですから、ツルマサキかテイカカヅラの幼木でしょうね。
この両者の幼木の葉はよく似ていますが、鋸歯の有る無しで識別できるはずです。
二枚とも2021.3.10撮影
野草図鑑「つる植物の巻」でツルマサキとテイカカヅラを調べると、葉の縁に鋸歯がある
のはツルマサキとあります。写真の葉をよく見ると小さな鋸歯がありますから、このつる
植物はツルマサキということになります。
幼木の葉身の長さは2~3cmしかありませんが、気根を出して幹や梢まで這い上がると葉
はもっと大きくなり、4cmほどになります。それに緑白色の主脈も目立たなくなります。
2021.3.10撮影
ツルマサキは2020年の11月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。
https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/321db18fdc0be937cddd4f7b2eb6640a
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