里山の野草と花木 宮城県北トレッキング

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

ツルマサキ 崖地の幼木

2021-03-16 | 日記

登米市東和町米川地区北東部、集落道から急な林道を上がって行くと、山側が急斜面にな
っていて一部に岩が露出しています。よく見ると、岩に何か植物が密生しているような ?
幸いなことに、灌木を伝えば岩まで登って行けそうです。

岩まで登って確認すると、小さな葉のつる植物が貼り付くかのように這いまわっています。
常緑のつる性木本ですから、ツルマサキかテイカカヅラの幼木でしょうね。
この両者の幼木の葉はよく似ていますが、鋸歯の有る無しで識別できるはずです。

                              二枚とも2021.3.10撮影

野草図鑑「つる植物の巻」でツルマサキとテイカカヅラを調べると、葉の縁に鋸歯がある
のはツルマサキとあります。写真の葉をよく見ると小さな鋸歯がありますから、このつる
植物はツルマサキということになります。

幼木の葉身の長さは2~3cmしかありませんが、気根を出して幹や梢まで這い上がると葉
はもっと大きくなり、4cmほどになります。それに緑白色の主脈も目立たなくなります。

                                  2021.3.10撮影

ツルマサキは2020年の11月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。

https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/321db18fdc0be937cddd4f7b2eb6640a

 

 

 



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