大和町吉田地区の若畑集落西方、ここに標高563.5mの大畑山が聳えています。
山麓には数本の沢が流れていて、その内の南側の沢に沿った林道を上がって行くと、
沢近くの林縁にエゾアジサイが咲き始めていました。
ほかにも山裾の窪地や、林道の谷側法面などに咲いていました。
ただ、群生というほどの株数はなく、それがちょっと残念なところ。
公園や庭園に植えられているアジサイは、セイヨウアジサイと呼ばれる園芸種です。
これは我国原産のガクアジサイを原種として、ヨーロッパで品種改良されたものが日本に逆輸入
されたものです。そのガクアジサイとエゾアジサイは、とても近しい種と言われています。
二枚とも2018.6.24撮影
アジサイの花色は、土壌がph5.5以下の酸性土壌では青、それ以上のアルカリ性土壌では赤が
強くなることが知られています。なぜ土壌のph値で花色が変わるのでしょう ?
それはアジサイの根から吸収される、土中のアルミニウム分が深く関わっています。
アルミニウムは土壌中に含まれる元素の中では、酸素と珪素に次いで多い元素です。
土壌中におよそ7%含まれていて、ふつうにどこの土にも含まれていると言えるでしょう。
酸性土壌だとアルミニウムが吸収されやすくなり、花色の元であるアントシアニンがこれと結合
して青くなります。アルカリ土壌だとアルミニウムが吸収されずに、花はアントシアニンの色の
ままに赤くなるのだそうです。
日本の土壌の多くが弱酸性なので、青みの強いアジサイが多いことになります。
それはエゾアジサイの場合も同様と考えて良いでしょう。
二枚とも2018.6.24撮影
エゾアジサイは2015年の6月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下の青字をクリックして参照願います。
エゾアジサイ 蒼い装飾花
山麓には数本の沢が流れていて、その内の南側の沢に沿った林道を上がって行くと、
沢近くの林縁にエゾアジサイが咲き始めていました。
ほかにも山裾の窪地や、林道の谷側法面などに咲いていました。
ただ、群生というほどの株数はなく、それがちょっと残念なところ。
公園や庭園に植えられているアジサイは、セイヨウアジサイと呼ばれる園芸種です。
これは我国原産のガクアジサイを原種として、ヨーロッパで品種改良されたものが日本に逆輸入
されたものです。そのガクアジサイとエゾアジサイは、とても近しい種と言われています。
二枚とも2018.6.24撮影
アジサイの花色は、土壌がph5.5以下の酸性土壌では青、それ以上のアルカリ性土壌では赤が
強くなることが知られています。なぜ土壌のph値で花色が変わるのでしょう ?
それはアジサイの根から吸収される、土中のアルミニウム分が深く関わっています。
アルミニウムは土壌中に含まれる元素の中では、酸素と珪素に次いで多い元素です。
土壌中におよそ7%含まれていて、ふつうにどこの土にも含まれていると言えるでしょう。
酸性土壌だとアルミニウムが吸収されやすくなり、花色の元であるアントシアニンがこれと結合
して青くなります。アルカリ土壌だとアルミニウムが吸収されずに、花はアントシアニンの色の
ままに赤くなるのだそうです。
日本の土壌の多くが弱酸性なので、青みの強いアジサイが多いことになります。
それはエゾアジサイの場合も同様と考えて良いでしょう。
二枚とも2018.6.24撮影
エゾアジサイは2015年の6月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下の青字をクリックして参照願います。
エゾアジサイ 蒼い装飾花
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