加美町宮崎旭地区西部、最奥の集落にある神社近くの木陰に、赤い実を付けた低木
を見つけました。立ち寄ってみると、実の果皮はすでに裂開していて、中の朱色の種子
が露出しています。これはニシキギの仲間ですね。
枝を見るとコルク質の翼がなく、葉が小さいのでコマユミでしょうね。
仲間のマユミは小高木で葉がもっと大きいですし、ニシキギは枝に明瞭な翼があります。
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加美町宮崎旭地区西部、最奥の集落から沢沿いの林道を西へ上がって行くと、道端
の草地に黄褐色の丸いものが見えます。これは・・キノコでしょうね。
周りの落葉や草を除けると、キノコが現れました。傘には小さなササクレがあるので、
スギタケの仲間でしょう。20年ほど前に秋田県南の林道で採取したことがあります。
二枚とも2018.11.8撮影
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加美町宮崎旭地区西部、最奥の集落道を西へ歩いていると、刈入れの終わった田んぼ
の際に、イヌホウズキらしき小さな花が咲いています。
花が薄紫色ですし、実に光沢がありますからアメリカイヌホウズキでしょう。
名前からも判るように帰化植物なのですが、こんな最奥の集落にまで、よくぞ入り込んだ
ものと、驚いてしまいます。そういえば、下手にはロール状になった牧草があったので、
牛を飼育している農家があるのでしょ . . . 本文を読む
町内南側の地区を散歩していると、板塀を廻らせたお屋敷があって、その北側に常緑
の高木が植えられています。何の木かと歩み寄ると、ネズミモチの大木のような印象
ではありますが、葉がもっと大きいですね。
高い位置の枝を見ると、たくさんの黒い実が房状に生っています。葉はサカキに似て
いますが、実がどんな付き方をするのか調べてみましょう。
樹木図鑑でサカキを見ると、葉は似ているものの実の付き方が違いますね . . . 本文を読む
栗原市栗駒沼倉地区の山中での踏査を終えてから、麓の集落付近まで下り、崖下の広葉
樹林内の林道を歩いていると、路肩にタネツケバナに似た印象の根生葉が生えています。
しゃがみ込んで観察すると、奇数羽状複葉で小葉が3個、頂小葉が最も大きいですね。
生えていたのは湿り気のある日陰で、周辺を探すと7~8株見つかりました。
木々が疎らな、少し明るい場所に行くと見られなくなるので、陰湿な場所がお気に入り
なので . . . 本文を読む