町内南側の地区を散歩していると、板塀を廻らせたお屋敷があって、その北側に常緑
の高木が植えられています。何の木かと歩み寄ると、ネズミモチの大木のような印象
ではありますが、葉がもっと大きいですね。
高い位置の枝を見ると、たくさんの黒い実が房状に生っています。葉はサカキに似て
いますが、実がどんな付き方をするのか調べてみましょう。
樹木図鑑でサカキを見ると、葉は似ているものの実の付き方が違いますね。
サカキの実は葉腋に1~2個付くだけですから。
二枚とも2018.11.6撮影
サカキでないことは判りましたが、では何の木なのでしょう ?
ネズミモチに戻って、その仲間を調べてみると、トウネズミモチ(唐鼠糯)という外来種の
あることが判りました。これかも知れませんね。
ネット検索で調べると、トウネズミモチは中国原産の樹木で、明治初期に渡来したようです。
主に暖地で植栽されるようですが、サザンカやキンモクセイも育つ宮城県内ですから、これが
庭木として植栽されていることは十分あり得ます。
葉はネズミモチより大きく、実はネズミモチと同じ付き方をしますから、これでしょう。
二枚とも2018.11.6撮影
モクセイ科イボタノキ属の常緑広葉樹で、樹高10〜15mの高木。中国原産の帰化植物。
明治初期に渡来し、庭木や公園樹として暖地に広く植栽されている。
よく分枝しモッコリした樹形になる。樹皮は灰褐色、多くの皮目がある。
葉は対生し、葉身は卵状楕円形で長さ6〜12cm、縁は全縁で、先端は長く尖る。
厚い革質で、表面は半光沢の濃緑色。裏面は淡緑色。日にかざすと葉脈が透けて見える。
花期は6〜7月、新枝の先に長さ10〜20cmの円錐花序を出し、白い小花を多数付ける。
花冠はネズミモチより少し小さく、長さ3〜4mmの筒状漏斗形で、中ほどまで4裂し、
裂片は平開する。雄しべは2個。葯は花筒から突き出る。花柱は花筒から少し突き出る。
果実は液果。楕円体で長さ8〜10mm、ネズミモチよりやや大きい。10〜12月に黒紫色に熟す。
種子は長さ7mmほど、黒色で表面には大きなしわがある。
の高木が植えられています。何の木かと歩み寄ると、ネズミモチの大木のような印象
ではありますが、葉がもっと大きいですね。
高い位置の枝を見ると、たくさんの黒い実が房状に生っています。葉はサカキに似て
いますが、実がどんな付き方をするのか調べてみましょう。
樹木図鑑でサカキを見ると、葉は似ているものの実の付き方が違いますね。
サカキの実は葉腋に1~2個付くだけですから。
二枚とも2018.11.6撮影
サカキでないことは判りましたが、では何の木なのでしょう ?
ネズミモチに戻って、その仲間を調べてみると、トウネズミモチ(唐鼠糯)という外来種の
あることが判りました。これかも知れませんね。
ネット検索で調べると、トウネズミモチは中国原産の樹木で、明治初期に渡来したようです。
主に暖地で植栽されるようですが、サザンカやキンモクセイも育つ宮城県内ですから、これが
庭木として植栽されていることは十分あり得ます。
葉はネズミモチより大きく、実はネズミモチと同じ付き方をしますから、これでしょう。
二枚とも2018.11.6撮影
モクセイ科イボタノキ属の常緑広葉樹で、樹高10〜15mの高木。中国原産の帰化植物。
明治初期に渡来し、庭木や公園樹として暖地に広く植栽されている。
よく分枝しモッコリした樹形になる。樹皮は灰褐色、多くの皮目がある。
葉は対生し、葉身は卵状楕円形で長さ6〜12cm、縁は全縁で、先端は長く尖る。
厚い革質で、表面は半光沢の濃緑色。裏面は淡緑色。日にかざすと葉脈が透けて見える。
花期は6〜7月、新枝の先に長さ10〜20cmの円錐花序を出し、白い小花を多数付ける。
花冠はネズミモチより少し小さく、長さ3〜4mmの筒状漏斗形で、中ほどまで4裂し、
裂片は平開する。雄しべは2個。葯は花筒から突き出る。花柱は花筒から少し突き出る。
果実は液果。楕円体で長さ8〜10mm、ネズミモチよりやや大きい。10〜12月に黒紫色に熟す。
種子は長さ7mmほど、黒色で表面には大きなしわがある。
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