気仙沼市本吉町小泉地区、山中の松の混じった雑木林の中を踏査していると、東に開いた緩やかな斜面の真ん中あたりで、地際に広がった常緑の葉を見つけました。これは2~3株が近接しているようで、葉の数が多いですね。葉柄も含めた葉の長さは20~30cmあり、越冬することと葉の形からエビネかサルメンエビネの葉と思われます。植物図鑑等で調べてみましょう。
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気仙沼市本吉町小泉地区西部、丘陵の鞍部を越え、水の無い小沢を下って行くと、耕作放棄田と思しきアシの茂る湿地に出ました。その少し上手の山裾で休憩していると、落葉の間から小さな新芽が幾つか覗いています。何の新芽でしょうね ?あたりを見渡すと、同じような若葉色の新芽が、あちこちの落葉の間から頭を覗かせていて、しゃがみ込んで観察すると、細かな白毛が密生しています。
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気仙沼市本吉町小泉地区西部、小沢に注ぐ枝沢沿いを上がって行くと、扇状地状の緩やかな斜面があって、その流れの畔にショウブの新芽がたくさん出始めていました。今の時季の新芽は赤褐色を帯びているんですね。周辺を歩き回ると、節のある緑色の根茎があちこちに覗いていました。
二枚とも2020.3.6撮影
ショウブの葉は香りが良く、これが魔を . . . 本文を読む
南三陸町戸倉地区南東部、沢奥の耕作放棄田辺りから一山越えて、東側の杉林の中を下って行くと、樹間から小さな畑が見えてきました。杉林際まで下ると、杉葉の間から何かの新芽が出ています。その形や大きさからシランの葉でしょうか ? 畑近くの林際ですから、植えられたものか、或いは逸出したものかも ?
二枚とも2020.2.28撮影 . . . 本文を読む
南三陸町戸倉地区南東部、沢奥の耕作放棄田への荒れた農道を上がって行くと、黒土が厚く積もった斜面下や轍の間が、長々と掘り返されています。以前、大和町宮床地区で見かけた、イノシシによる掘り返しとそっくりです。有機質の多い黒土には、ミミズや甲虫の幼虫などが多いので、イノシシが掘り返してエサを探したものと思われます。
以前から奥羽山脈沿いの低山や山里には多くのイノシシが棲息していますが、1~2年前までは . . . 本文を読む