サクラソウの新芽

気仙沼市本吉町小泉地区西部、丘陵の鞍部を越え、水の無い小沢を下って行くと、耕作放棄
田と思しきアシの茂る湿地に出ました。その少し上手の山裾で休憩していると、落葉の間か
ら小さな新芽が幾つか覗いています。何の新芽でしょうね ?
あたりを見渡すと、同じような若葉色の新芽が、あちこちの落葉の間から頭を覗かせていて、
しゃがみ込んで観察すると、細かな白毛が密生しています。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　二枚とも2020.3.6撮影

落葉を除けてみると、真っ白な葉柄が立ち上がっています。これは・・サクラソウの花茎
が伸びる前の、葉の立ち上がりに似ていますね。きっとサクラソウの新芽でしょう。

アシの茂る湿地の上手にある平坦地ですから、ちょっとした雨が降れば小沢にも水が溢れ、
サクラソウの生える場所も水に浸かるかも知れません。ここはサクラソウの生育適地のよ
うです。５月の連休明けの頃には、たくさんの花が咲くことでしょう。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2020.3.6撮影

サクラソウは2015年の５月に観察して、記事をアップしています。
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