登米市東和町米川地区南部、二股川沿いの国道を走行していると、土手やガードレールに絡むかのように青紫色の花が群れ咲いています。時季からしてクサフジと思われます。道路沿いに延々と咲いているので観察したいのですが、土手上の一本道なので車を停める場所がありません。ようやく河川敷へ下る作業道を見つけ、そこに車を入れて周囲を見渡すと、河川敷や土手に広く群生しています。異様なまでの群生ですから、在来種のクサフジ . . . 本文を読む
登米市東和町米谷地区南西部、神社のある丘陵地の脇に林道の上り口があり、杉林の中の道を上がって行くと、北に傾斜したなだらかな頂稜に出ます。冬場にここを歩いた際、オドリコソウの越冬葉が群生していたのを思い出し、花期の今どんな色の花が咲いているか、観察すべく再訪しました。
頂稜の北側に咲いていたのは白花で、ここは日中も殆ど日当たりの無い場所と思われます。写真では表現しきれていませんが、ごく淡い紅色を帯 . . . 本文を読む
登米市東和町米川地区北東部、沢沿いの集落道を下って行くと、畑と沢の間に茂る木の一本に、小さな花が咲いているように見えます。樹下で確認すると、葉が奇数羽状複葉で枝葉の上に花序が出ていますからキハダでしょう。それに、キハダは沢沿いで見かけることが多い樹ですからね。
二枚とも2020.5.28撮影
キハダは雌雄異株ですから、この花は . . . 本文を読む
栗原市金成普賢堂地区、丘陵地の狭間の細い農道を上がって行くと、斜面下には草むらが続いています。路肩には細い溝が掘られていて側溝のようになっているので、湿地を好む植物が茂っていて、そこに長提灯のような形の穂を付けた植物が群生しています。
子供の頃、コンクリート化されていない水路沿いにこの植物が茂っていましたね。その穂を採っては指でしごき、種をバラバラにして遊んだ記憶があるものの、何という名前だった . . . 本文を読む