一関市花泉町永井地区北東部、丘陵上の舗装された農道から分かれて、細い農道を北へ下って行くと、なだらかな斜面に多くの棚田が広がっていますが、三分の一ほどは休耕田でしょうか。そんな棚田の畦道を野草の花を探しながら歩いていると、赤紫~青紫色の花が点々と咲いています。マメ科のナンテンハギかヨツバハギの花ですね。
二枚とも2020.9.1 . . . 本文を読む
一関市花泉町永井地区北東部、丘陵地の集落道をゆるやかに北へ下って行くと、道路法面にたくさんの白い小花を付けた植物が群生しています。メドハギの花ですね。ほとんどの株が咲き始めたばかりのようで、まだ2~3分咲きといったところでしょう。周辺を見渡すと、日当たりのよい場所では草全体に花が付いていて、遠目には一つの大きな花穂のように見えます。
メドハギはよく見かける植物で、土手や道端、農地周りなどの日当た . . . 本文を読む
一関市花泉町永井地区北東部、丘陵上の農道を東へ歩いて行くと、林際のクリの若木にたくさんの実が生っていて、早いものはイガの口が開いて中の果実が顔を覗かせています。ここには樹高3~4mの若木が4~5本並んでいます。道路に面していて、向い側は牧草地ですから日当たりが良く、それで実生りが良いのかも知れません。ただ、果実は小さめで、いわゆる柴栗と呼ばれる野生種ですね。
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気仙沼市本吉町馬籠地区北西部、牧草地の細道を下って行くと、道の両側が笹薮になり、そこに淡緑白色の花序を付けた植物が、何箇所かに生えています。場所によっては笹の丈が1mほどもありそうで、さらにその上に花序を出していますから、かなり草丈のある植物ですね。花序の付き方、葉の形や色から、ベンケイソウの仲間のように思われます。
少し下がったところに一軒の民家が見え、盛んにイヌが吠えています。この笹薮にも、 . . . 本文を読む
気仙沼市本吉町馬籠地区北西部、丘陵地に広がる牧草地の細道を下って行くと、浅く開いた窪地にたくさんの白い花が咲いています。近寄って確認するとユウガギクの花で、幾つかの群落に分かれています。ユウガギクは地下茎を長く這わせて増殖するので、群生する傾向があります。ここのように広い牧草地ですと、地下茎の伸びを遮るものがないので、大きな群落を形成できるのでしょう。
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