登米市津山町柳津地区南西部、集落道を北上川方向へ歩いて行くと、南向きの道路法面で
は雪が消えていて、何かの根生葉があちこちに生えているのが見られます。
近づいて観察するとキク科の植物のようで、初めはヨモギかと思ったのですが、幾分葉が
厚めで裂片の先が丸味を帯びているので別物ですね。
民家に植えられているイエギクの逸出株か、野菊のアワコガネギクと思われます。
二枚とも2021.1.6撮影
周囲の枯れた草叢に、茎頂にたくさんの小花のガラを付けた枯草があり、アワコガネギク
のそれと特徴が合致します。この植物は群生する傾向があるので、この根生葉もアワコガ
ネギクのものと思われます。草丈が低いのは夏場に道路管理のために刈り払われ、その後
茎を伸ばして花を咲かせたためでしょう。
二枚とも2021.1.6撮影
アワコガネギクは2015年の10月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。
https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/c5cbda3797d7b1296948976edcbdf317
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