一関市花泉町、川に並行する車道を上流側へ歩いて行くと、山裾や耕作地周辺の半日陰にマタタビがつる状の枝を伸ばしていて、その多くがきれいに黄葉しています。やや湿り気のある場所がお好みのようで、窪地や小沢周辺でよく見かけます。
マタタビの枝や葉を採取し、乾燥させたものを煎じ、煎液を風呂に入れ浴湯料とすると、体が温まり神経痛・肩こり・関節の痛みの緩和に効果があるようです。
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一関市花泉町、川に並行する車道を上流側へ歩いて行くと、耕作地と川の間にこんもりと茂った木があって、樹冠がおぼろげに黄葉しているように見えます。細い農道で耕作地を横切って樹下まで行くと、樹形や葉の特徴からマルバヤナギと思われます。黄葉の半分ほどは既に散ってしまっていて、残った葉もかなり傷んでいますから、黄葉の盛りは1週間ほど前だったものと思われます。
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一関市花泉町、川沿いに集落があって、その中を通る道を上流側へ走行していると、左手の民家脇に一本の木が聳えていて、果実らしきものがたくさん生っています。低い位置の枝にも幾つか果実が生っていて、よく見るとケンポナシの実のようです。ケンポナシの果実は、果柄の先に付いている直径4~5mmの球形の部分で、中には直径3mmほど、やや扁平な種子がふつう3個入っています。
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一関市花泉町、川に並行する車道を上流側へ歩いて行くと、支流が流れ込んでいて、その対岸の岸辺近くに鮮やかに黄葉した木が並木のように連なって見えます。樹形から、また黄葉につやがあることから、植栽されたクワの黄葉と思われます。たぶん、農地の際とか川岸近くに、養蚕用に植栽されたのでしょうが、今は全く利用されないので大木になったものと推測されます。なお、クワが標準和名ですが、ヤマグワと識別するため「マグワ」 . . . 本文を読む
一関市藤沢町、川に並行する県道を走行していると、右手の山裾に鮮やかに紅葉した低木が茂っているのが見えます。そこは沢近くの細道の山側法面ですから、ちょっと立ち寄って確認してみましょう。
それは山裾の斜面下部に茂るコマユミの木で、樹高は3m近くありそうです。多くの枝が根際から株立ち状に茂っていて、無数に付いた葉が深紅に紅葉しています。
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