里山の野草と花木 宮城県北トレッキング

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

ケンポナシ 食べられる果柄

2021-11-17 | 日記

一関市花泉町、川沿いに集落があって、その中を通る道を上流側へ走行していると、左手
の民家脇に一本の木が聳えていて、果実らしきものがたくさん生っています。
低い位置の枝にも幾つか果実が生っていて、よく見るとケンポナシの実のようです。
ケンポナシの果実は、果柄の先に付いている直径4~5mmの球形の部分で、中には直径
3mmほど、やや扁平な種子がふつう3個入っています。

                             二枚とも2021.11.13撮影

ケンポナシの実は食べられるといわれていて、集落内の民家脇に植えられているのもその
ためでしょう。ただ、食べられるのは茶褐色の果柄部分で、晩秋にはボコボコと肥厚して
「く」の字になったり、クランク形状になったりしています。梨のような味がするといわ
れていて、人に限らずクマやタヌキ、ハクビシンなども好んで食べるそうです。
私も食べてみたかったのですが、道路に落ちているものは汚れていますし、木になってい
る分は人様のものですから遠慮して採りませんでした。

                             二枚とも2021.11.13撮影

ケンポナシは2015年の8月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。

https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/f0cd3548554d75af93f1d256d48fc02f

 

 



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