里山の野草と花木 宮城県北トレッキング

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

クワ つやのある黄葉

2021-11-16 | 日記

一関市花泉町、川に並行する車道を上流側へ歩いて行くと、支流が流れ込んでいて、その
対岸の岸辺近くに鮮やかに黄葉した木が並木のように連なって見えます。
樹形から、また黄葉につやがあることから、植栽されたクワの黄葉と思われます。
たぶん、農地の際とか川岸近くに、養蚕用に植栽されたのでしょうが、今は全く利用され
ないので大木になったものと推測されます。
なお、クワが標準和名ですが、ヤマグワと識別するため「マグワ」と呼ぶこともあります。

                             二枚とも2021.11.13撮影

支流を橋で渡ると、黄葉したクワの並木の方へ農道が通っているので、近くで黄葉した葉
も撮ってみようと寄り道してみました。クワは農道沿いや耕作地の際、支流沿いの谷斜面
などにたくさん植えられていて、その多くが黄葉していますが、まだ緑葉を残している木
もあります。

桑葉には血糖値を抑制する効果があることが、近年の研究で分かってきました。
桑葉には糖の消化酵素に対する強い阻害活性があり、食後の血糖値上昇を穏やかにする効
果が期待できることが分かり、糖尿病の予防につながるとして注目されています。
桑葉には他にも高血圧抑制、血中脂質抑制、便通改善などの効果が知られています。

                             二枚とも2021.11.13撮影

クワは2017年の6月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。

https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/6a2c3f99d368a512400f06416c06b451

 

 



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