南三陸町西部、山地の狭間の農道を上がり詰めると、そこにはかつて鉱山があったようで、斜面下や沢に砕石状のズリ石が散乱しています。他にも、かつての飯場か事務所跡と思しき平坦地が、何か所かあります。
農道を上がり詰めてから南側の斜面を登って行くと、雑木林の中に一本の常緑針葉樹が聳えています。少し登って確認すると、ヒノキの仲間のようです。
. . . 本文を読む
南三陸町西部、山地の狭間の農道を上がって行くと、南向きの斜面の中段に常緑広葉樹が茂っているのが見えます。斜面を上がって確認すると、ビワの木ですね。木を見ると、主幹を伐ったためか地際で4~5本の太枝に分かれていて、それで高さよりも横に枝を張った、もっこり樹形になっているんですね。果期に実を採りやすくしたものと推測されます。
&nbs . . . 本文を読む
石巻市桃生町、丘陵地の杉の混じった雑木林内で、荒れた山道を下っていると、常緑広葉樹らしき幼木が3~4本生えていますが、今まで見たことのない葉です。常緑の奇数羽状複葉といったらナンテンやヒイラギナンテン、フユザンショウなどがありますが、そのいずれとも違います。何の木でしょうね。
2023.12.9撮影
ヒイラギナ . . . 本文を読む
松島町北部、丘陵地の集落道を上がって行くと中腹に1軒の民家があって、その私道脇に常緑の低木が茂っています。小葉の縁がトゲ状になっているのでヒイラギナンテンですね。散歩で郊外を巡っていると、庭木として植えられているのを時々見かけます。名の由来は、小葉の鋸歯先端が鋭いトゲになっているのがヒイラギのようで、葉のつくりが羽状複葉でナンテンに似ていることによります。
. . . 本文を読む