白樺小舎便り(しらかばごやだより)

北信濃の田舎暮らしの日々

安曇野

2018年01月28日 00時18分13秒 | 日記

安曇野。

そっと呟いてみるだけで、あの田園風景や我が愛する山々の姿が一瞬で脳裏に浮かんでくる。

安曇野。

なんて美しく優しい響きなんだ。

 

棚田のオーナーで通う中条の道の駅で郷土料理のおぶっこを食べた。

きしめんより少し幅広の感じの面が、野菜たっぷりのみそ仕立てのツユになじんで、薬味に入れたネギ南蛮の辛さがうまみを一層引き立てる。

食べ終わる頃には額から大粒の汗。うまい!

 

ちひろ美術館のある松川村には、先日茅野市で立ち寄ったおかめ神社の本社があるので立ち寄ってみた。

名前は鈿女神社という。

この神社は糸魚川街道から少し横に入ったところにあり、これまで看板は目にしながら立ち寄ったことはなかった。

福の神で、金田女(かねため)神社とあっては素通りはできない。

背後には、有明富士と呼ばれる有明山が筋骨たくましく聳えていた。

奥の方に餓鬼岳らしき峰が雲の隙間にうっすらと見えた。

今年こそ登りに行こう。

 

今回の目的は安曇野のワサビ漬けの買い出し。

御用達のお店の一つである寺島わさび店に着くと、店の中は今朝の冷え込みで水道管が破裂したとのことで水浸しだった。

それほどまでにこのところの冷え込みは厳しい。

この安曇野で生まれた早春賦の歌にある『春は名のみの 風の寒さや』が実感として感じられる。

もうじき節分、立春だが、この安曇野は北アルプスの冷たい風が吹きおろし、空気をピリッと締めている。

それが、田園風景や山と調和して何ともいい雰囲気を醸し出す。

私は安曇野が大好きだ。

 

帰路、信州新町で温泉に立ち寄った。

不動温泉さぎり荘という犀川のほとりに立つ温泉で、松本清張の乱雲という小説にとうじょうするという。

幸い入浴客は他に一人いただけで、その人もじきに上がって行ってしまった。

そんなわけでのんびりと温泉を独り占めしてぼーっとしていた。

何とかランドなどという込み合って値段ばかりが高い温泉は嫌いだ。

断然ひなびた温泉がいい。

 

久々に図書館に行った。

借りてきた本はこの3冊。

溜まっていた本もだんだん読み終わり、そろそろ禁を破って自分から本に手を出してしまった。

実を言うと私はかなり重症の活字中毒者なのだ。

興が乗ると夜を徹して読み進めることもいとわない。

できるだけ生活習慣を乱さないように自制しないととんでもないことになる。心してかからねば。

 

そんなわけで、雪を言い訳にランニングはさぼっているが、30日チャレンジスクワットは続けている。

第7巡 5日目 100回

明日は心を入れ替えて少しだけでもトレーニングしよう。

体重も3㎏ほど増えたままだ。いかんいかん。

 

 

 


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