白樺小舎便り(しらかばごやだより)

北信濃の田舎暮らしの日々

収穫

2011年07月03日 22時27分11秒 | 日記

 

ここ、信州でも連日蒸し暑い日々が続いている。

趣味の家庭菜園でも作物がどんどん育っている。

それにも負けない勢いで雑草が茂る。

今は梅雨の真っ最中。だが、今年の暑さは特別だ。六月で三十度を超す日が続いた。

今日の収穫は

トマト、ナス、ジャガイモ、ニンニク、カブ、赤カブ。

トマトはそのまま丸かじり。

ナスとニンニクは玉ねぎを加えてナス味噌。

ジャガイモは茹でて、塩とバターで食べ、さらにポテトサラダ。

カブはキュウリと塩漬け。

赤カブは味噌を付けて丸かじり。

新鮮さが堪らなくいい。

 

今年はモグラに悩まされた。

土を耕してくれるのはいいのだが、作物の根が土の中で宙に浮いた状態になっており、被害は大きかった。

その度に根元を埋めるのだが、翌日はすぐ復旧されている。

モグラの穴は縦横に走っており、まるで都会の地下鉄のようだ。

ぼくが穴を埋め、モグラは修復工事をし、ぼくはまた穴を埋め、モグラは修復工事をし、いたちごっこならぬモグラごっこが続いた。

ソーラーで音を出すモグラ撃退気も設置した。その根元にもモグラは穴を掘った。

そうこうするうちに雑草との戦いも始まった。

作物が大きくなるということは、雑草だって一層大きくなるということだ。なんてったって土着の植物なんだから。

 

そのようにして、今日ようやく初収穫。

プロの作ったものとは比べようもないが、それでもとてつもなくうれしい。

雨季が過ぎれば雑草との戦いも一区切りつくだろう。

モグラ対策は木酢液でもまいてみよう。なにしろ農薬は使わないのだから。

 

暑かった一日も、夜の深まりとともに涼しくなった。

これが信州のいいところだ。エアコン無しで暮らせる。

原発事故以来節電節電と騒いでいるが、ぼくの家では昨年から既に節電に取り組んでいる。

一昨年、月に320kw位だった使用量が、今年は6月分で163kw。

およそ50%の節電を達成している。

人類が制御できない原発など無くしてしまおう。戦争とともに。

今の時代に生きるものの最大の責務。子供たちに明るい未来を残そう。

 

 


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