
「あなたの活動を小沢昭一さんに伝えたい。あの人、
絶対に喜ぶよ」なんて身に余るお言葉をいただいた
事がある。そういう方は、青柳の取材活動のいわゆ
る音楽業界の流れに迎合しないスタンスを評価して
くれた人で、小沢さんが放浪芸を丹念に取材してい
た事を知っている方なのだろう。
かつて大宮の中野唖蝉坊さんに「演歌」というテー
マで小沢さんと遠藤実さんがやりあう場面の映像を
見せてもらった事がある。
いつか取材先や何かの機会にお会いできる気が
して、本を出した時に「これを持って会いに行くべき」
と言ってくれた人もいたけれど、やめておいたのだ。
うかがいたい事は、沢山あった。強引にでも行って
おくべきだったかもしれない。とても残念に思う。
ご冥福をお祈りします。先生の足で情報を追いか
ける姿勢は心に刻みつけていきます。自分の行動
に、「これでいい」などと判断したら何も始まらない。
自分の足を使い、好奇心の赴くままに取材活動を
続けます。
路上音楽情報紙「ダダ」編集発行人・青柳文信
http://pub.ne.jp/solo_solo/
マイスペース(演奏動画)
http://www.myspace.com/tokyojuggler

青柳文信著「路上ライブを楽しむ本」読書直前ワクワク紹介
「持つべきは、ヒッピーな友達だ。サンキュー、13号倉庫!!」
http://www.stickam.jp/video/179719778