悔しがって欲しいんだ。せっかくの休みなのに、スマホを覗きながら、嫌々、子供と散歩している志木や朝霞のお父さん、お母さん達に。子供時代から、「がまん。がまん」で硬い顔になってある子供が、素敵な大人に育つ訳がない。ギターを弾きながら、太鼓をちらつかせ、ハーモニカを吹いて歌う青柳さんは、はぼ10戦10勝。子供は、彼らを引きずって、青柳さんに寄ってきて、最高の笑顔をつくる。歩きながら、音楽を聴いたり、ゲームに興じる歳になってしまったら、もう終わりだろう。青柳さんに興味を抱くくらいであれば、まだ、まだ、大丈夫なのではないか。お父さん! お母さん! 子供達の最高に楽しそうな顔を見てご覧よ。それだけで、もう何もいらなくなるんじゃない? 路上音楽情報紙ダダ・青柳文信