「無理して買ったフェンダーは、いい音してる」(笑)。家を整理してたら、こんなDVDがでてきた。いつ買ったのかさえ忘れてしまったシーナ&ザ・ロケット(表記が違っていたら、ごめん)の動画。昔、TVKでやっていたシリーズの1枚。はるか何十年前の演奏であるけれど、音が「最高にロック」していて楽しめた。特に、ベースの人の音がバリバリ。このベースのお方は、後にARBでイバニーズのベースを弾いた人。その時の無機質な音よりも、断然に、こっちの音がいい。恐らく、「無理して買ったフェンダーのプレシジョン」。楽器自体の音がよいのか、無理して買ったのだから、「あこがれの音」に近づけたのか? でも、思い当たる節がある。多くのミュージシャンの音源は、有名になって、メーカーからあてがわれるように手に入れた時代の音源より、苦労して買った楽器を弾いている時代の方が音に魅力がある。やっぱ、「苦労して買ったフェンダー、ギブソンはよい音がする」ということか?(笑)。路上音楽情報紙ダダ・青柳文信