野原の中央、野央と書いて「のえ」と読む。
もう30年も前、新宿に出て道端で歌い出した時、
毎回のように顔を合わせた。
ブルースギターが好きとか、
ビートルズが好きと演奏にくる人が
多い中で、歌の力が飛び抜けている
人であった。
元々、「旅好き」であったのだけれど、
しばらく東京で歌い京都、大阪に流れた。
その頃、路上ミュージシャンの取材を
本格化させたので、知り合いのカメラマン、
笹山明日香さんと一緒に京都に
まで話を聞くために行ったこともある。
それからしばらくして、笹山さんから
他界したことを聞いた。
記事によると、近く、吉祥寺の曼荼羅で、
彼女のイベントが開かれるらしい。
彼女については、特別な思い入れがあるから、
歌い手としての彼女をよく知った仲間が主催する
イベント以外、参加する気にはなれない。
しかしながら、彼女が生前に歌ったことの
あるあの店に、また、あの声が響くので
あれぼよいことであるとは思う。
もう何十年、道端のミュージシャン、歌い手を
取材してきたが、唯一無二の存在感と
強力な歌を歌った人、のえ。
今更ながら、他界は残念でならない。
路上音楽情報紙『ダダ』編集発行人・青柳文信
もう30年も前、新宿に出て道端で歌い出した時、
毎回のように顔を合わせた。
ブルースギターが好きとか、
ビートルズが好きと演奏にくる人が
多い中で、歌の力が飛び抜けている
人であった。
元々、「旅好き」であったのだけれど、
しばらく東京で歌い京都、大阪に流れた。
その頃、路上ミュージシャンの取材を
本格化させたので、知り合いのカメラマン、
笹山明日香さんと一緒に京都に
まで話を聞くために行ったこともある。
それからしばらくして、笹山さんから
他界したことを聞いた。
記事によると、近く、吉祥寺の曼荼羅で、
彼女のイベントが開かれるらしい。
彼女については、特別な思い入れがあるから、
歌い手としての彼女をよく知った仲間が主催する
イベント以外、参加する気にはなれない。
しかしながら、彼女が生前に歌ったことの
あるあの店に、また、あの声が響くので
あれぼよいことであるとは思う。
もう何十年、道端のミュージシャン、歌い手を
取材してきたが、唯一無二の存在感と
強力な歌を歌った人、のえ。
今更ながら、他界は残念でならない。
路上音楽情報紙『ダダ』編集発行人・青柳文信
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