会場へ。風間さんは、外出中。イベントに手工のギターを出品した
佐野の山根淳志さんと話す。7年ほど鷲見さんの所で修行を積まれ
た方。この辺りに工房を構える意図などを聞く。神田の楽器街に通
う青柳さんも知らなかった買い手の情報を得た。
この辺りでは、あまりギターマニアでない団塊の世代の方が、「自
分の目で見ていいものをと、高額と言っていいルシファー系の楽器
を手にする熟年層がいるのだ」という。都心の高級楽器店にはブラン
ド神話や希少材幻想を持ったわかったような楽器好きが集う。こうい
うあり方は新鮮なのだ。
憧れや夢の要素があっていい。しかし、楽器の本質はよい音を出す
器であると改めて思った。
そして、「ジャマイカボンボヤージ」の風間幸造さんの展示へ。
やはり、青柳さんが唯一、先輩と呼んでもよいと心より思えるお方。
色々な事を考える機会をくれた。ルーツミュージックを心から愛してい
るであろう風間さんが、足利の埋もれてしまいかねないルーツ、繊維
関係の仕事にアプローチしている所が、まずよい。
また、このデジタルな時代にミュージシャンがライブを打つがごとくお
客さまと直接、言葉を交わし対面しようという姿勢が美しい。そして、
何より自分の力で新しい道を拓いている所がいい。
青柳さんも、負けないようにやらねばと思うのだ。さすが、先輩なの
だ(笑)。で、同志である3人のつくる空気が心地よく閉会の時間まで
いてしまったのです。
路上音楽情報紙「ダダ」編集発行人・青柳文信
http://pub.ne.jp/solo_solo/
青柳文信著「路上ライブを楽しむ本」読書直前ワクワク紹介
「持つべきは、ヒッピーな友達だ。サンキュー、13号倉庫!!」
http://www.stickam.jp/video/179719778
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