お互いに足を伸ばして座り背中をつけた状態からヨーイドンで始めるような寝技の練習法がありますが、あれ何でやるのか私には理解できません。ずるずる寝技から寝技へというような練習法も同様です。確かに関節技で相手を極めるには寝技の強さは大事なのですが、寝技から寝技に行くような場面が実際の試合であるでしょうか。まずありえません。立ち技からの流れで関節に入る場合が理想ですがそれ以外では、投げが崩れたり、引き込まれたりとパターンは決まってますし、ルールでは立っている相手に関節はかけてはいけませんので不利な状況になればすぐ立って逃げます。従って寝技だけに限定した練習法だと試合ではいいところで相手を逃がしてしまったりという事になりかねませんし、又貴重な練習時間の無駄になってしまうと思うのです。高校の時から私はこのような考えがありましたので寝技の練習についてはパターンを決め(相手が四つん這いに倒れた時、引き込まれた時等)そこからスタートし、時間も30秒で区切り、相手はいつでも立って逃げていいという条件で練習をしていました。これによってスパーリングを出来るだけ試合の状況に近づけ、技が極まりそうな時に相手を立たせない技術などを覚えることが出来ました。
スパーリングは特に試合と近い考えでやっていかないといけないのもだと思います。(これは立ち技でも同じ)しかしスペースの都合や時間の都合などがありますから、ある場面だけを切り分けて行うわけです。このことが分かってないと、きつい練習でも全く意味のないものになりかねませんので気をつけたいものです。スポーツ会館で古川先生が指導されてた頃、立ち技で1分だけのスパーリングをよく行いました。これは試合時間残り1分で相手が1ポイントリードしている状況を切り分け、そこから自分がどうすれば勝てるのかを練習するものでしたが、このような考え方・練習法が実際の試合では活きてくるのです。そこまで考えずに練習をしていたという方は自分の練習法を少し見つめ直してみませんか。
スパーリングは特に試合と近い考えでやっていかないといけないのもだと思います。(これは立ち技でも同じ)しかしスペースの都合や時間の都合などがありますから、ある場面だけを切り分けて行うわけです。このことが分かってないと、きつい練習でも全く意味のないものになりかねませんので気をつけたいものです。スポーツ会館で古川先生が指導されてた頃、立ち技で1分だけのスパーリングをよく行いました。これは試合時間残り1分で相手が1ポイントリードしている状況を切り分け、そこから自分がどうすれば勝てるのかを練習するものでしたが、このような考え方・練習法が実際の試合では活きてくるのです。そこまで考えずに練習をしていたという方は自分の練習法を少し見つめ直してみませんか。