ちょいぶら日記

寺社めぐり 庭園と花 そして時々MOMO

京の冬の旅 ちょっと一服

2009-03-15 19:30:25 | ちょいぶら京都 -洛中-
090314

京の冬の旅 スタンプラリー

文化財特別公開の12ヶ所の中から3ヶ所を拝観してスタンプを集めると

ちょっと一服の特典が 

私が今年行ったのは、伏見稲荷大社『お茶屋』、東福寺塔頭『退耕院』、妙心寺塔頭『衡梅院』

と初めてのところを3ヶ所訪れました。


最初3ヶ所目の衡梅院の後妙心寺の側の花園会館『花ごころ』に行ったのですが

予約客のため入れず・・・(前回も同じ理由で入れませんでした。)

土日は、予約客のみなんですね

・・・で日を変えて京都駅近くのハトヤ瑞鳳閣『胡蝶』へ行ってきました。

きんつばと抹茶 おいしかったです。ごちそうさまでした。

驚いたのは、『胡蝶』さんのお店の中には、お茶室がありました。 



茶室 栄壽庵  希望の方は使用できるみたいです。



妙心寺塔頭 衡梅院

2009-03-14 21:03:37 | ちょいぶら京都 -洛西-
090308

非公開文化財特別公開寺院 3箇所目 妙心寺塔頭 衡梅院

衡梅院は文明12(1480)年室町幕府の管領・細川政元により創建されました。



まず方丈・室中の間に通されて妙心寺、衡梅院のお話を聞きました。

室中の間には狩野派の絵師・大岡春トしゅんぼくが墨一色で描いた

『竜虎羅漢図』、『獅子図』、『楼閣山水図』があります。



そして方丈前に広がる庭園、『四河一源しかいちげんの庭』

一面の杉苔に石組・楓樹の枯山水庭園。 縁側に座り説明を聞きながらボ~っと。

秋もいいだろうなぁ



3枚目の写真に映っている朱色の建物は妙心寺三門、現在三門も特別公開しています。







茶室『長法庵』

長法庵は、南山城から移築されたもので天井の一部が楠木の一枚皮で張ってあるそうです。

茶室内部に入ることができます。



露地







露地にある手水鉢



最後に係りの人が鐘をゴ~ンと一突き 

この鐘は、六代目住職の妙道和尚が、母桂春大姉の菩提を弔うために寄進された鐘だそうです。





今回、ガイドブックが200円で販売されていました。(第42回以前もあったのかなぁ





【妙心寺 衡梅院】右京区花園妙心寺町
公開期間:平成21年1月10日~3月18日まで
公開時間:午前10時~午後4時
料  金:600円
アクセス:アクセス:JR花園駅徒歩すぐ 
     市バス91又は93『妙心寺前』下車すぐ又は市バス26『妙心寺北門』下車

北野天満宮 梅だより 6

2009-03-13 21:01:58 | ちょいぶら京都 -洛中-
090312

北野天満宮の梅だより、今年最後になりました。

最初の写真、白い花びらの中に1枚のピンクの花びら、ハートに見える?



小さな枝にちょっぴり大きな鳥



遅咲きの梅の花が満開です。この日は、朝から天気がよかったので朝から青空でした 















他の梅の花よりもちょっぴり大きめの梅の花



白梅にピンクの梅の花、二条城や梅宮大社にもありました。 








北野天満宮の梅の花、まだまだ  って咲いていますが

私がお届けする梅だよりは今日で最後です。 見ていただいてありがとうございました。

また来年かわいい花をお届けしたいと思います。

泉涌寺別院 雲龍院 その2

2009-03-12 21:44:09 | ちょいぶら京都 -洛東-
090307

書院から見る庭園(その1で紹介した書院の隣の部屋)







そうです。今回はこちらの部屋からお庭を眺めながらいただくことにしました。



じゃ~ん  。私の食べたかった葛菓子。



中には、お餅(かな?)小豆 そして柚子の香りが~。 



葛菓子と抹茶をいただいてとっても幸せになった私は、悟りの窓へ

【悟りの窓】禅における悟りの境地を表しています。

窓から見える紅梅、







悟りの窓があるほうの書院から見て庭園



その1で紹介した書院から見た高~い木。 電柱のように立っています。



忘れてはいけないのは、お台所に安置してある、「走り大黒」と知られる大黒天尊像。

右足を半歩前に出しているんですよ。



【雲龍院】 京都市東山区泉涌寺山内町36
拝観時間:9:00~16:30 拝観料:300円, 抹茶:500円 ,写経1,500円(抹茶菓付)
アクセス:市バス(京都駅からは208号系統) 泉涌寺道下車 徒歩 約15分

泉涌寺別院 雲龍院 その1

2009-03-11 21:44:05 | ちょいぶら京都 -洛東-
090307

三門をくぐった鐘楼の横に白い梅・・・昨年来たときには、白い梅の花が満開 

でしたが・・・今年は、もう散っていました。



その代わり今年は、かわいい河津桜が咲いていました。



庫裏の前にも梅があるのですがこちらはまだまだ蕾、咲くのが楽しみですね 



雲龍院は、北朝時代の1372年(応安5年)、北朝方の後光厳ごこうごん上皇によって創建されました

応仁の乱で焼失後、文亀元年に御所の黒戸御殿を移築して再建されましたが地震で倒壊。

1639年(寛永16年)後水尾上皇の援助のもとに黒戸御殿をはじめ諸堂が再建されました。



本堂は『龍華殿』と呼ばれ、重要文化財に指定されています



【霊明殿】皇室の御尊碑を奉安







書院から見た庭園



場所を変えいろんな方向からお庭を見るのが好きです。



サツキもいいですね。晩夏には、桔梗の花も咲きます。

昨年は、書院でお庭を見ながらお抹茶を頂きました。 今年は・・・・



縁側に出て見るお庭



お庭には、水仙と小さな梅の木の花が咲いていました。



その2につづく

泉涌寺塔頭 法音院

2009-03-10 20:25:10 | ちょいぶら京都 -洛東-
090307


泉涌寺の塔頭寺院である法音院は、洛陽三十三所観音巡礼 第二十五番札所

泉涌寺七福神巡り第七番寿老人を祀る寺として信仰されています。



鎌倉末期の嘉暦元年(1326)、無人如導宗師によって創建。



本尊は、不空羂索観音ふくうけんじゃくかんのんあらゆる人を救う羂索(投げ縄)をもつとされています。

本堂は、英照皇太后の大葬の際の御須屋を賜ったもの



東福寺塔頭 退耕院まで来たので泉涌寺塔頭 雲龍院へ足を延ばすことに・・・

泉涌寺の参道途中にある法音院へ立ち寄ってみました。



【泉涌寺塔頭 法音院】 東山区泉涌寺山内町30
参拝時間:9:00~16:30 拝観料:無料
アクセス:市バス「泉涌寺道」停下車 徒歩約5分
     JR、京阪電車「東福寺」駅下車 徒歩約10分

東福寺塔頭 退耕庵

2009-03-09 21:08:33 | ちょいぶら京都 -洛南その他-
090307

退耕庵は、貞和2年(1346年)に東福寺第43世・性海霊見しょうかいれいけんによって創建。

応仁の乱により失われたお堂は、慶長年間に安国寺恵瓊あんこくじえけいにより再興されました。

客殿には、四畳半の茶室『作夢軒』があり、豊臣秀吉の死後、

石田三成と宇喜多秀家が関ヶ原の戦の謀議を行った場所とされています。

『作夢軒』には、用心の為に作られた忍び天井や護衛の武士が控えていたといわれる

『伏侍の間』が備えられています。


書院南側には、室町初期に性海霊見和尚が作庭した杉苔に覆われた枯山水庭園『真隠庭しんにんてい』。

もう一つの庭は中庭にある池泉回遊式庭園、中国の西湖を模したといわれています。

どちらの庭も私は好きです。縁側に座って眺める庭っていいですね。


本堂には、恋文をはって作った玉章たまずさ地蔵尊と小町百歳像がありました。

退耕庵は、『小野小町ゆかりの寺』として知られているそうです。 


残念ながら退耕庵も撮影禁止  でした。



【東福寺 退耕庵】東山区本町15丁目793 

公開期間:平成21年1月10日~3月18日まで
公開時間:午前10時~午後4時
料  金:600円
アクセス:JR奈良線・京阪電鉄「東福寺」駅下車 徒歩5分
     市バス「東福寺」バス停下車 徒歩2分



伏見稲荷大社 お茶屋

2009-03-08 15:10:05 | ちょいぶら京都 -洛南その他-
090307

第43回 京の冬の旅 非公開文化財特別公開

伏見稲荷大社 お茶屋に行ってきました。 

撮影禁止  の為、画像はありません。

まずは、茶屋に通され説明を受けます。 寛永18年に後水尾院より下賜された茶屋で

御所の古御殿を移築したものと伝えられています。

付書院・違い棚を設けた書院造、漆の菱形格子の欄間があります。

花頭窓から見る松の下庭園 

お茶屋の土間廊下を抜けると『松の下庭園』、稲荷山を借景にする回遊式庭園です。

松の下屋は、大正年間に建てられた2階建ての建物で襖絵には、

棟方志攻筆、奉納された12枚24面の中から『御牡丹図』『御鷹図』『日月金稔図』が
特別展覧されています。

松の下屋の前に広がる庭園。庭には、茶室・瑞芳軒・残香亭、待合などが点在していました。

小高いところにある瑞芳軒から見下ろす松の下屋や庭園は、素敵でした。

写真が無いのが本当に残念です。

そうそう13年ぶりの公開だそうですよ 



【伏見稲荷大社 お茶屋】 伏見区深草薮之内町68

公開期間:平成21年1月10日~3月18日まで
公開時間:午前10時~午後4時
料  金:600円
アクセス:京阪伏見稲荷駅、JR稲荷駅下車すぐ
 

京都御苑 梅だより 2

2009-03-07 20:59:54 | 京都御所・御苑の四季
090305

梅林の紹介の前に九条池のあひると鴨のカップル  に会いに行きました。



付いて行きます。 どこまでも・・・



たくさんいた鴨ちゃんも今日は、あひると鴨ちゃんの2羽になっていました・・・ 



厳島神社をでた建礼門前大通りに大きな梅の木が1本



かわいいピンクの花びらをつけた梅の木です。







手をいっぱいに伸ばして撮影



出水の小川に満開の梅



ここから梅林の中を歩いて行きます。



出水口あたりにある梅の木。まだまだ蕾が多かったのでもう少し楽しめそうです。

淡いピンクの花びらです。



そして再び梅林の中へ



















梅林の先には桃林、蕾が膨らみはじめました。 



そして近衛池、鴨の後姿



抜き出して見ると





3月の終わりには、近衛池の前には、枝垂桜が咲きます。

桃と枝垂れ桜(昨年3月25日に撮影)

元離宮 二条城 二の丸庭園

2009-03-06 20:56:51 | ちょいぶら京都 -洛中-
090301


【二の丸庭園】

二の丸庭園は、池の中央の蓬莱島、その左右の鶴亀の島を配した書院造庭園です。



大広間、黒書院、行幸御殿の三方向から見られるように工夫されているそうです。



どの方向から見ても素敵なお庭です。












二の丸庭園の他にも本丸庭園、清流園があります。

清流園は、次回撮影したいと思います。

本丸庭園、清流園を経て出口近く、道の両側には椿の木がずらり

見頃には、まだのようでしたが咲いている花を探して 

椿の木の間に見える梅の木、肉眼で見るほうがきれいでした。





 

 




本丸庭園&清流園(2006年撮影)





二条城】
◎開城時間:8:45~16:00 二の丸御殿観覧時間:9:00から16:00
◎入城料:600円 本丸御殿:300円
◎アクセス:市バス 二条城前下車すぐ