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銭湯の散歩道

神奈川、東京を中心とした銭湯めぐりについて、あれこれ書いていきます。

清春湯(東京・新宿五丁目)(新宿御苑)

2019-04-13 08:40:52 | 銭湯


都営地下鉄の新宿五丁目駅から首都高を横切り住宅地へと入っていった先に清春湯がある。
外観は古い銭湯であるが、中は綺麗でピンク色が目立つにぎやかな銭湯だった。



【清春湯】をザックリ言うと 
◎露天風呂、サウナ、水風呂あり

・外観ともに作りは普通の銭湯
・なぜかリクライニングチェアだけの部屋がある
・ピンクが差し色が特徴
・老舗なのに温度は低め
・下町らしい雰囲気が味わえる





【イキナリ今日の寄り道】

今回は、新宿に来たということで、新宿御苑を眺められる穴場スポットから紹介したいと思います。


▲ご存知の通り、新宿御苑の入り口。こちらは駅から遠い方の門(大木戸門)


▲アルコールの手荷物検査


▲すごい混雑ぶり。しかし、こっちはまだマシな方


▲じゃん。こっちは新宿駅最寄りの正面玄関(新宿門)。普通にカオス




▲ということで、こんな混雑してる新宿御苑なんか行けるか!という方にオススメなのがこちら。
それがこの新宿御苑(大木戸門)の真後ろにある新宿区立四谷図書館(図書館でこのビルはデカすぎるだろ…)


▲入り口


▲そこにモスバーガーの看板


▲なぜモスバーガーかというと、この建物の9階にモスバーガーがあるからです




▲エレベーターで9階まで


▲9階に到着


▲お店の中。ここから新宿御苑やその周辺を一望することができます。
特殊な場所ということでメニューは限定されていますが、お昼ちょっと前に来れば人が少ないのでオススメ


▲右手には新宿御苑


▲左手には新国立競技場(建設中)


▲新宿御苑はこんな感じでした





▲土煙が凄かった


▲ちなみに現在(2019.4.6)の国立競技場




▲だいぶ、仕上がってますね!



ということで、以下「清春湯」へと出発。




▲新宿五丁目駅


▲いったん首都高に向かう










▲首都高をわたる




▲わたったところ


▲まだまっすぐ


▲ここで一旦とまって


▲右折


▲右折したところ


▲そしてまたまっすぐ












▲突き当たりは、左


▲とにかく直進のみ












▲目の前に見えるのが清春湯である


▲しかしこのままだと入れないので、


▲グルッとまわる必要がある




▲OMG(オーマイゴッド)。なんと閉まっていた(休日だった)


▲到着


▲そして再び意地で来たときの写真(正月休みの時に来たので、休日が分からなかったのでした)


最寄り駅は公式だと中野新橋駅だが、今回は新宿五丁目から訪ねた。
新宿五丁目といえば羽衣湯の最寄り駅でもある。ただ、羽衣湯は住所が渋谷区。清春湯は、中野区。このあたり複雑に区境が交錯する場所のようだ。


建物はそんなに大きくなくて、普通の銭湯である。
下足箱に靴を預けて右の自動扉を開けると、左にフロント。目の前が休憩室になっている。L字にソファが並び、右端にテレビがある。
ただ自分が訪れたときはテレビがついていなかった。
受付に座るのは、70代ぐらいの女性。ちょっと気の強そうな感じにみえるが、対応はいたって普通。帰りのときは、愛想のいい中年女性に代わっていた(たぶんお嫁さんだと思われる)。
最初に受付をしてくれた年配女性はソファに座ってテレビをみていた。


出典:東京銭湯ホームページ引用


男湯は、右側でのれんをくぐると、ここはちょっと変わっていて、通路が奥まで延びている。途中左に普通の脱衣場。奥の通路左側にもロッカーがあり、右側の部屋は、マッサージチェアだけが置いてある(それだけマッサージチェアが特別なのだろうか?)。
一番奥の右側にトイレ。トイレに入ると、タバコのにおいが充満していた。誰かがトイレでタバコを吸ったというよりも、後ろの敷地内で店の関係者が吸っていたのだろう。


脱衣場は、手前と右側壁に並び、左は鏡とドライヤー。浴室への入口左側に洗面台がある。
ロッカーは、リターン式なので100円を用意する必要がある。
古い銭湯であるが、結構きれいなところだ。あと間仕切り壁の上にピンク色の達磨が座っていた。


浴室に入ると、手前左側に立ちシャワー。右がサウナである。サウナの前には物置のラックがある。
真ん中には、島カランが一つのみ。それと左右の壁にもカランが並ぶ。
ここの銭湯は、シャワーが固定ではなくすべてがハンド式。古い銭湯にしては珍しい。
浴槽は奥にあるが、右側の配置が他とちょっと違うかもしれない。
通常だと、サウナの横は水風呂とほぼ決まっているが、ここは隣が露天風呂だ。やはりちょっと小さくて4人ほど入ればいっぱいぐらいではある。ちなみに外気浴するスペースはないので、涼もうとしたら縁に腰掛けるしかない。


出典:東京銭湯ホームページ引用
▲露天風呂


そして露天風呂の隣が短いカラン。そのカランの横にようやく水風呂。
その隣が主浴槽である。


主浴槽は、右端に電気風呂があり、あとは単なる白湯。全体の7割ほど。
そして、左端に座湯のジェットバスとハイパージェットが仕切り壁を隔てて並ぶ。これが全体の3割ほど。
露天風呂も含め、すべてが白湯で温度も40~41℃程度。子どもでも安心して入れるだろう。


出典:東京銭湯ホームページ引用
▲こちらは女湯


浴室は屋根と壁が白とベージュで構成されており、カランのタイル下部分はピンク色。全体的に優しい色使いである。
壁画は、ペンキ絵ではなくチップタイルで描かれた富士山。こちらの富士山も山頂付近はピンク色だった。それと湖畔には白鳥が三羽ほどいる。


当初入ったときは、まばらな感じで意外とそんなに人がいないなと思ったのだが、時間が経つにつれて、どんどん入浴客が入ってきた。それだけに訪れるなら開店直後がいいかもしれない。
立地場所は完全に住宅街のど真ん中ということで、ほとんど地域の人たちなのだろう。おおきな声で挨拶しあう姿が見られ、交流の深いところである。いかにも下町という雰囲気の銭湯だった。



【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 新宿五丁目
経路 首都高を渡り住宅街へ
周辺の環境 住宅街

●空間演出
建物外観 昔ながらの建物
壁画・眺望 
統一感 あり
置物 特になし
照明 ふつう

★設備
休憩所 ロビー
脱衣所 きれい
シャワーの出 ふつう
浴槽の種類 ジェットバス、露天風呂、水風呂
サウナ あり
温度 41℃
棚 あり
男女入れ替え なし

■サービス
接客 ふつう
清潔さ きれい
貸しタオル あり(10円)
備え付け あり

◆人
受付 70代と40代の女性
客層 高齢者


【案内】

住所
〒164-0013
中野区弥生町2−1−9

電話番号
03-3373-0440

アクセス
東京メトロ丸ノ内線「中野新橋」駅下車、徒歩7分

休日
不定休

営業時間
15:30−26:00

※東京銭湯ホームページ転載