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銭湯の散歩道

神奈川、東京を中心とした銭湯めぐりについて、あれこれ書いていきます。

光明泉(東京・中目黒)(中目黒桜祭り)

2019-05-18 06:22:15 | 銭湯





若者の間でもっとも人気のある街といえば、代官山の隣に位置する中目黒。有名な飲食店が軒を連ねるオシャレな街であるが、その中目黒駅から歩いて3分のところに光明泉がある。
2014年にデザイナーズ銭湯としてリニューアルしたとあって、若者から支持される銭湯だ。


【光明泉】をザックリいうと
◎炭酸泉、サウナ、水風呂、隔週ごとに露風呂あり

・中目黒駅から近い
・意識高い系の若者が多い
・店主は銭湯では珍しいタイプの人
・白を基調とした清潔感ある浴室
・超混雑している

※写真
上:東急東横線ガードレール下
中:目黒川の桜
下:光明泉入口











▲中目黒駅。この日は桜が満開ということで、朝にやってきた(その理由は後述)



▲改札口を出た正面の横断歩道を渡る






▲TSUTAYAが運営するスタバがあるが、


▲その右側を歩く




▲すると桜がみえてくる








▲左側は中目黒駅




▲橋を渡ると飲食店が並ぶ








▲ここを左折




▲ガードレール下を通れば




▲もう光明泉がみえてくる




▲到着




ところで、なぜ朝に撮影をすませたかというと↓





▲15:00開店頃にあわせて再訪したときの様子。この時間になると混乱と熱気に包まれていた






▲桜は見事満開






▲散り始めの頃だったが、このころが一番見所だろう




▲みんな撮影に夢中。なので、交通整理の警備員さんはてんてこ舞いだった。
関係者のみなさん、お疲れ様でした



そんな感じで入り口階段をのぼって玄関の中に入ると、下足箱のスペース。ちょっと狭い感じである。
靴を入れて中に入ると、受付のスペースも狭い。左側にはフロント。フロント横に休憩用の椅子もあるが、ロビーと呼ぶにはあまりに狭すぎるだろう。


フロントに立つのは40代後半ぐらいの男性。ハキハキした口調で、テキパキと動いている。いかにも仕事ができそうな感じの人だ。
一方で、少し気難しい雰囲気も。銭湯でこういうタイプの店主は珍しい気がする。


受付をすませると、男湯は左側。今回は男湯に露天風呂があるということで訪れたのだった。
露天風呂は片方に一つしかなく、金曜日ごとに男女で入れ替えている。


脱衣場に入ると、こちらも狭い。それと、人が多いためか足下が湿ってる感じだ。
ロッカーは入り口からみて右側の前後に並び、真ん中にベンチ。


出典:東京銭湯ホームページ引用

左側には鏡面台が3つほど並んでいる。その右手に浴室への入り口。入り口横には体重計や物置もある。


出典:東京銭湯ホームページ引用

ロッカーは人が多いためほとんど埋まっていたが、運良く空いていたので、着替えてすぐさま浴室の中へ。


浴室に入ると、手前右側にサウナ。通路を隔てた左に水風呂。
そして左側奥にカランが並ぶ。右側は浴槽である。



出典:東京銭湯ホームページ引用


カランは横並びで背中合わせになるが、幅が狭いので真後ろに座られると、ほぼシャワーが飛んでくる。
カランはプッシュ式だが、長く流れ続けるため使い勝手は良い。


浴槽は、大まかに2つに分かれていて、奥がジェット関連。そして手前が炭酸泉。


出典:東京銭湯ホームページ引用
▲写真の視点からだと、奥が炭酸泉で、手前がジェットバスになる

ジェットバスの浴槽は、奥から座湯、ボディジェット、バイブラ。
炭酸泉は、ほかの銭湯と変わらないが、濃度がやや低めか。
最近のリニューアルした銭湯が軒並み濃度が高めであることを考えると、ここはちょっと不満に感じる。


そして肝心の露天風呂であるが、2つの扉を開けて階段をのぼると、6人ほどが入れる露天風呂がある。
全体的に洗練されたデザイン。それと遮る天井はないので、狭いながら開放感がある。


出典:東京銭湯ホームページ引用


ただこの時はすでに5人ぐらいが入っていて1人ぐらいはなんとか入れるものの、入ると窮屈すぎて快適とはほど遠い感覚だった。
しかもまわりは、いかついお兄さんばかり。正直、居心地が悪かった。
あと温度は40℃とぬるめ。
露天風呂というのもあるが、人気のある設備は回転率をあげる意味でも温度は高めの方がいいのではないか。その方が入浴客もシェアしやすいだろう。


そんな感じで全体を見渡すとスペースが狭く、かつ満遍なく混雑してるので常にせわしい。
設備自体は綺麗だったし新しい時代を象徴する作りではあるが、銭湯に求めるゆったりとした時間を味わえなかったのは残念である。
しかし、相変わらず凄まじい人気。これだけ人気ある理由はなんなんだろうか?
そのあたりを考えると、中目黒の銭湯に入ること自体が“ファッション”であり、それが若者に支持されている理由なのかもしれない。


【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 中目黒駅
経路 橋を渡ってガードレールをくぐる
周辺の環境 飲食店

●空間演出
建物外観 ビル型
壁画・眺望 現代美術
統一感 あり
置物 あり
照明 ふつう

★設備
休憩所 フロント横
脱衣所 狭い
シャワーの出 勢いがある
浴槽の種類 座湯、ボディジェット、バイブラ、炭酸泉、露天風呂、水風呂
サウナ あり
温度 40℃、42℃
棚 あり
男女入れ替え あり(隔週)

■サービス
接客 テキパキとしてる
清潔さ 設備は綺麗だが、少し雑然とした印象も
貸しタオル あり(100円でフェイスタオルとバスタオル)
備え付け なし

◆人
受付 40代後半ぐらいの男性
客層 若者が多く、年配者は少ない


【案内】

住所
〒153-0051
目黒区上目黒1−6−1

電話番号
03-3463-9793

アクセス
東急東横線「中目黒」駅下車、徒歩3分

休日
不定休

営業時間
15:00−25:00
(最終受付24:30)

※東京銭湯ホームページ転載