#羽衣湯
都営地下鉄大江戸線
#西新宿5丁目駅
▲西新宿5丁目駅。隣は都庁前である
▲こんな場所にある
▲エスカレーターをのぼり
▲改札口
▲地図をみると
▲上方向に進む
▲出口A1から出よう
▲エスカレーターであがり
▲地上に到着
▲左に進む
▲ここでストップ
▲左に曲がる
▲まっすぐ進んで
▲分かれ道があるが
▲奥左に曲がる(お茶屋さん前を過ぎる)
▲そして再びまっすぐ進み
▲柳を通り過ぎて
▲八百屋さんを横切ったら
▲突き当たりを左に向けば
▲羽衣湯がみえてくる。ここはとにかく左に曲がって到着する
▲到着
入り口の扉は開いたままだった。どうやらコロナ対策で換気をよくするための措置らしい。検温器も置いてあり、手をかざして自分で体温を計る。
下足箱にサンダルを預けて左側の中に進むと、すぐ右手に受付のフロントだ。
出典:東京銭湯ホームページ引用
座るのは60代ぐらいの女性。感じのよい対応をしてくれた。
「貸しタオルありますか?」と訊ねると、「バスタオルとフェイスタオルがありますが?」ということで、「フェイスタオルだけお願いします」と返答。「20円になります」と言われ、合計で500円。
東京の銭湯は、2021年8月1日から入浴料が480円になった。
最近は値上がりの間隔が短くなってきたので、そのうち500円になるのも時間の問題かも。お金を払う時は下駄箱の鍵を渡すように言われ、ロッカーの鍵と交換する。ロッカーは指定できない。
フロント前には物販の棚がおいてあり、お菓子が沢山並ぶ。
とにかくここは漫画本が充実してて、壁一面に漫画が覆われている。風呂あがりにお菓子を食べながら漫画を読むのは至福の時間だろう。
漫画のラインナップは古いタイトルが中心だが、有名どころをしっかり押さえている印象だ。
出典:東京銭湯ホームページ引用
ここは男女入れ替えがあるらしく、前回は左側だったので今回は右側に行きたかったのだが、残念ながらこの時も前回同様に左側だった。
のれんをくぐると、この手のビル銭にしてはかなり広めで、スペースに余裕がある。
左壁にはロッカーが並び、真ん中には島のロッカーがある。右側には鏡台。ドライヤーは有料タイプなので使う場合は10円玉を用意する必要がある。
真ん中にはテレビと椅子がおいてあり、ここでもテレビを鑑賞することができる。
出典:東京銭湯ホームページ引用
出典:東京銭湯ホームページ引用
服を脱いで奥に進むと、扉は大きな引き戸になっていて、そこを抜ければ目の前に洗濯機があり、左に階段が続く。
階段はかなり広めで、マンションにありそうな作りだ。
前に来たときはカビ臭かったが、この日はまったくそうした不快臭を感じなかった。
のぼりきると、最初に目に飛び込んでくるのが立ちシャワーで、3つある。その右手がサウナ利用者の休憩スペースで、覗いただけだがかなりの広め。
左に向くと、浴室が続いている。
右壁のところは浴室の奥までずっとカランが並ぶ。ここは外観から見ての通り曲線を描いた室内なので、ずいぶんと変わった構造の銭湯だ。
出典:東京銭湯ホームページ引用
最初の湯船が手前左側にあり、これが主浴槽と呼べるもの。
詰めたら5~6人は入れそうな湯船で、前から真ん中に掛けて深くなり、また奥が浅くなる複雑な作りをしてる。
これだけでも経営者の強いこだわりを感じる。この湯船の奥は電気風呂だった。温度は42℃と温度計で表示されてあったが、肌感覚としてもそれぐらいか。
そこから奥に進むと、今度は左側に塩サウナがある。見た感じだと決して広くはないが、3~4人は入れる空間か。
出典:東京銭湯ホームページ引用
その隣に通路を隔てて水風呂。水風呂のところは19℃と表記してあったが、手を入れてみたところもっと冷たいように感じた。こちらはギリギリ3人が入れるぐらいの広さである。
さらに浴槽は続き、その水風呂の奥にあるのがジェット関連の湯船。
手前側には座湯があり、その真ん中は深浴槽になってステンレスからジェットバスが噴出していた。通常だと壁の中に組み込まれているが、これは後付けされたものだったのか。最後は奥にあるのがウキウキ風呂(浮き風呂)。寝湯に下からジェットバスが噴出して体が浮く(らしい)のだが、いろいろ姿勢を変えても浮く気配がない。
ジェット関連の湯船は42、3℃ぐらいと、こちらも誰もが入れる温度設定だ。
出典:東京銭湯ホームページ引用
そしてここで特筆すべき点は、ビル銭なのに露天風呂があることだろう。
先ほどのサウナと水風呂の間にある小さな通路を通ると、ちょうど真ん中に位置する場所に露天風呂のスペースがある。さすがに狭いけれども、譲り合えば3人ぐらいは入れる広さだ。
出典:東京銭湯ホームページ引用
露天風呂の壁には他の銭湯では絶対に見かけない注意書きがあり
お客様へ
LGBTを支援応援してくれている
企業集団行政学校個人を裏切る
行為行動言動
は行わないようにお願い致します
と良心に訴えかける文面が英訳とセットで告知されてあった。
ここは同性愛者のハッテン場(出会いと愛を確認しあう場)として有名なところで、つい最近だと同性愛者同士が露天風呂で一線を越える行為に及んでしまったことから警察に通報されるという事件があった。
問題がテレビのニュースで報道されたせいか、久しぶり来てみるとあからさまな感じの人はいなかった気がする。
ただ本能的な欲求を倫理的な言葉で防止できるかというと難しいだろう。
今後とも経営者と客との攻防は続くと思われる。
もう一つここの特徴としては挙げたいのは、若者が多いことだ。
通常の銭湯だと高齢者がほとんどでたまに若い人を見かけるぐらいだが、ここは反対に若い人がほとんどで、高齢者が少しいるぐらい。ほかの銭湯と比べてまったくの正反対である。
羽衣湯は昨年度ほどリニューアル工事で休業しているが、それから来てみた印象としては外見はなにも変わっておらず、おそらく水回りだけを修繕したのかもしれない。
全体的にみるとやや古さは認められるが、使いやすさや設備の充実ぶりなど新宿周辺では随一の銭湯である。
【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 西新宿5丁目
経路 住宅街へ
周辺の環境 住宅街
●空間演出
建物外観 ビル
壁画・眺望 なし
統一感 あり
置物 漫画
照明 明るい
★設備
休憩所 ロビー
脱衣所 広い
シャワーの出 勢いがある
浴槽の種類 電気風呂、水風呂、露天風呂、座湯、ハイパージェット、浮き風呂
サウナ あり
温度 41~42℃
棚 あり
男女入れ替え あり
■サービス
接客 しっかりしてる
清潔さ きれい
貸しタオル あり(20円)
備え付け あり
◆人
受付 60代の女性
客層 若者中心に高齢者など
【案内】
住所
〒151-0071
渋谷区本町3−24−20
電話番号
03-3372-4118
アクセス
都営大江戸線「西新宿5丁目」駅下車、徒歩4分
休日
金曜
営業時間
14:00−25:30
日曜は13時から営業
※東京銭湯ホームページ転載