銭湯の散歩道

神奈川、東京を中心とした銭湯めぐりについて、あれこれ書いていきます。

アサヒトレンド21(東京・三鷹)

2021-09-04 07:13:00 | 銭湯
#アサヒ
トレンド21

・当時はトレンディーだったと思われる銭湯
・受付の対応がとても良い
・サウナの優遇策がスゴい





JR中央線
三鷹駅

▲三鷹駅。こちらで有名なのは、三鷹の森ジブリ美術館だろう








▲エスカレーターでのぼり




▲のぼったところ


▲右をみると、ここは駅中のお店が軒を連ねていている


▲左に改札口


▲改札口をでると、すぐ横に地図があった


▲今回の目的地は、南口を出て右下にある。歩いて7~8分の距離だ


▲南口に出よう


▲ジブリ美術館も南口方面らしい




▲南口をでると


▲右にあるスロープを下る






▲エスカレーターか階段でおりる




▲降りたら左側


▲このまま真っ直ぐ行くだけ








▲大通りに突き当たるが、ここも真っ直ぐ進む


▲横断歩道を渡り


▲渡ったところ


▲ひたすら真っ直ぐ


▲畳屋さんを横切るともうみえてくる


▲ビルタイプの自宅兼銭湯のようだ


▲自転車がビッシリ置いてある


▲設備を案内した写真




▲ここはサウナ料金を支払った客へのサービスが厚い


▲元々は朝日湯という名前だったのだが、中普請してアサヒトレンド21という名前に改名したようだ


▲裏側をのぞいてみると


▲なんと駐車場がある


▲しかも2つ


▲無断で使用したら警察に通報されるので、ちゃんと断って利用しよう


▲到着


下足箱のスペースに入って靴をあずけると、左へと入っていけば奥はロビーになっており、右側にフロントがある。
ちょうど受付の女性がタオル(たぶんサウナ利用者専用のタオル)を整理しているところだった。
座るのは、60代ぐらいの女性。
「貸しタオルおりますか?」と訊ねると、「えーと、フェイスタオルだけで大丈夫ですか?」と聞かれて、「はい」と答えると、「30円です」と言われる。
入浴料が470円(2021年8月1日から480円に値上がりした)なので、ちょうど500円になるようにしたのだろう。
帰りの時も同じ女性で、笑顔でありがとうございましたと言ってくれてとても感じが良かった。


出典:東京銭湯ホームページ引用


女湯は左側で、男湯は右側。
のれんをくぐると、最初は小さな段差になっている。ここはビルタイプの銭湯であるが、やはりこうした造りだと少し掘り下げる必要があるようだ(天井を高くするためと思われる)。


脱衣場はそこそこ広くて、壁沿いにロッカーが並ぶ。入って左側には洗面台。体重計は正面奥に2つあって、1つは古い昔ながらの体重計と、もう1つは家庭用の小さなタイプのものだった。
浴室の入り口手前には物が置ける棚と、もうひとつステンレス製のタオル掛けがあった。


出典:東京銭湯ホームページ引用


浴室に入ると、スペースの作りは横長になっている。
手前と右壁にカランが並び、真ん中にも島カランが1つ。左側の手前には、立ちシャワーが3つある。
右壁のカランと立ちシャワーはハンドシャワーだった。
湯量がしっかりしたシャワーなので、すべてが使いやすかった。


出典:東京銭湯ホームページ引用
▲こっちは女湯



▲こっちが男湯


浴槽は奥にあって、L字型というのか、緩やかなカーブを描いて左手前まで延びている。
その左側先端には、1人用の電気風呂がある。ほかの銭湯と比べると微弱で、あまり強さは感じなかった。
そこから奥の壁に掛けて主浴槽としてバイブラがある。
温度は43℃ほどとそんなに熱くないが、最初に入るときはちょっと熱いと感じた。
主浴槽の右にあるのがボディマッサージと命名された寝湯が2つ。その右隣にも座湯が2つある。
温度は42℃ほどと若干ぬるめ。
こんな感じで、万人向けを想定しているのだろう。


通路を隔てて、さらに右にあるのが低温湯で、中に入ってみると41℃ほど。
おそらく子どもでも入れる温度として設定したと思われるが、熱いのが苦手な大人でも楽しめる温度だ。それと広くて快適だった。


出典:東京銭湯ホームページ引用
▲こちらは女湯


ここはこれで終わらず、通常の浴槽と低温湯の間にある通路の奥はサウナ料金を払った人専用のスペースになっていた。
左にサウナ。一般の銭湯にしては広めで、スーパー銭湯と普通の銭湯の間ぐらいの広さだ。真ん中がサウナ専用の水風呂とカランがある。
さらに右奥はサウナ専用の休憩室。ここまで通常料金とサウナ料金(この時は入浴料込みで820円)で差別化するところは珍しい。
とはいえ、通常料金の利用者にもちゃんと水風呂を用意してくれている。
低温湯の右側にある扉を開けると、横長の水風呂が設置してあり、3人ぐらいは入れる広さになっていた。最初に入ったときは仰向けで底に沈んでる人がいたので驚いた(ちゃんと生きてるか確認してしまった)。
水温は思ったよりも高くて、20℃は越えてたと思う。昨今のサウナブームからすると若干ぬるめな気もするが、安全性を考えればこれぐらいがちょうどいいのだろう。流行に乗らないところにも好感がもてる。


出典:東京銭湯ホームページ引用
露天風呂の注意書きには、「あかすりをする方がいますが不衛生になるのでやめてください」と書かれてあった


水風呂の右奥には、小さな露天風呂。
実質室内で外気を取り込んでいるだけであるが、風情はちゃんと感じられる。
足をのばすと2人がやっと入れるぐらいの広さで中身は白湯だったので、これといった特徴はなかった。


出典:東京銭湯ホームページ引用
▲サウナ料金を払った人専用の休憩室


壁絵は、モザイクタイル絵の富士山などが描かれ、古き良き銭湯の文化をふまえつつ、新しいスタイルを模索する志向が感じられる。


客層は高齢者がやはり多かったが、親子連れや若者が何人か見られた。
三鷹市はいわゆる東京都下ー23区以外の東京というヒエラルキーの下に位置するが、お隣は人気の吉祥寺だったり三鷹自体がハイソの雰囲気を漂わせているのでかなり文化的指向も感じられ、多くの人たちでにぎわう銭湯だった。


【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 三鷹
経路 駅近
周辺の環境 住宅

●空間演出
建物外観 ビル(自宅)
壁画・眺望 富士山のモザイク画
統一感 あり
置物 なし
照明 明るい

★設備
休憩所 ロビー
脱衣所 広くてきれい
シャワーの出 使いやすい
浴槽の種類 電気風呂、バイブラ、ボディジェット、座湯、低温湯、水風呂、露天風呂
サウナ あり
温度 41~43℃
棚 あり
男女入れ替え なし

■サービス
接客 
清潔さ きれい
貸しタオル あり(円)
備え付け あり

◆人
受付 60代の女性
客層 高齢者がメイン


【案内】

住所
〒181-0012
三鷹市上連雀2−7−1

電話番号
0422-43-1777

アクセス
中央線「三鷹」駅下車、徒歩3分

休日
金曜

営業時間
15:30−23:30

※東京銭湯ホームページ転載


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (southandnorthface)
2021-09-04 12:35:14
モンモンさんへ

とんでもないです。いつも気にかけてくれてありがとうございます。
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Unknown (rose-tky)
2021-09-04 09:04:17
お返事ありがとうございます
早速書かせて頂きました 

ユーユーさんのおかげで知りました

ありがとうございましたピヨピヨ

今日もお元気でねえピヨピヨ
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Unknown (southandnorthface)
2021-09-04 08:13:44
@rose-tky モンモンさんへ

おはようございます。

三鷹はたしかに横浜から遠かったです!笑

ちょっと近くまで来る用事があったので、このへんでなにか面白い銭湯がないかなぁと思ってたらみつけた銭湯です。
とてもいい銭湯でした。

NHK放送博物館のリンクは大丈夫です!
いつも紹介してくれてありがとうございます。
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Unknown (rose-tky)
2021-09-04 08:03:34
すごいわあ! モンモンでさえ 三鷹行きたいけど ちょっと行くのが億劫になっているのに 横浜から三鷹って すごく遠くても 温泉パトロールされて アクティブですねえ!

ユーユーさーん 行動的ですわあ!

あと NHKの博物館 間に合わず 閉館しちゃったあとでしたが 記事リンクして書いても良いでしょうか。
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