銭湯の散歩道

神奈川、東京を中心とした銭湯めぐりについて、あれこれ書いていきます。

桜湯(横浜・吉野町)

2020-04-23 07:23:00 | 銭湯
横浜・吉野町
#桜湯









#吉野町駅


▲横浜市営地下鉄の吉野町駅




▲地図をみると現在地はここ


▲上をみると中村橋というのがあって


▲そこを渡ってさらに左に行くと稲荷坂がみえる。桜湯はその近くだ


▲さっそく歩こう。出て左に向くと


▲すぐ右の横断歩道をわたる


▲渡ったところ


▲まっすぐ(右折)進む














▲橋をわたり


▲中村川












▲ここで左の横断歩道をわたる








▲さらにこの横断歩道もわたり




▲堀割川


▲そのまま真っ直ぐすすむ


▲渡ったところ。右にみえるのは稲荷坂


▲坂じゃない左の方を歩き






▲右をみると、なにやらピンク(桜)色のマンションが…






▲奥の階段を登れば、稲荷坂だ








▲控えめな神社も


▲階段をのぼって桜湯を見下ろす


出典:神奈川県公衆浴場業生活衛生同業組合ホームページ引用
▲到着



ちなみに稲荷坂を登ってみると…





▲ちょっと振り返る




▲かなり高い…


▲磯子方面を眺める


▲さらに登っていくと


▲米軍住宅。いまはもぬけの殻だった




▲道路を隔てたところにもハウス


▲さらに登るとお洒落なカフェを発見


▲ランドマークがみえる場所もあった


▲桜湯に戻ろう


入り口に入ると、目の前に下足箱。右側に扉がある。
中に入ると「いらっしゃいませー!」と大きな声で出迎えてくれる。
受付に座るのは、70代ぐらいの女性。
ハツラツとしており屈託のない笑顔。
暖かい声。
優しそうな眼差し。
まさに神対応である。
以前ここに来たときは若い(といっても30代後半ぐらいだったが)男性で、その男性もとても感じが良かったのだが、女性はさらに輪をかけてお手本のような対応をしてくれる。


出典:神奈川県公衆浴場業生活衛生同業組合ホームページ引用


貸しタオルをお願いすると、洗剤の匂いがしっかりするタオルを貸してくれた。
左に目を向けると、ロビー。そこから入り口が男女に分かれている。
男湯は右側で、のれんをくぐると、少し小さめの脱衣場になっていて、作りは縦長。後ろ側には新旧のマッサージチェアが2台並ぶのと、ぶら下がり棒があった。その反対側にはトイレ。
真ん中にはテーブルがあって右側がロッカー。左側は洗面台である。
このあたりは少々古さを感じる。


出典:神奈川県公衆浴場業生活衛生同業組合ホームページ引用


浴室への扉を開けると、やはりマンション銭湯ということで天井は低い。
真ん中に2つの島カラン。
右側には、立ちシャワーが2つあり、その奥に1つだけハンドシャワーのカランがあった。


左を向くと手前にサウナの扉で、サウナの前に水風呂がある。
温度計は22℃だったが、実際は16℃ぐらいだろうか。


浴槽は奥にあって、L字型。
左が薬湯で、2人ぐらいが入れる広さ。見た感じ赤紫色だったので、じっこうだろう。温度は42℃ぐらいとマイルド。
それから右側に主浴槽の白湯が続く。


主浴槽は、左に座湯が2つ。真ん中にカエルをかたどった石積みになっていて、それがお湯のでる湧出口だった。その右隣が勢いのあるバイブラである。
そこから浴槽が手前に延びて、ステンレスの手すりがついた寝湯。一番手前が電気風呂となっている。


出典:神奈川県公衆浴場業生活衛生同業組合ホームページ引用
▲こちらは女湯


壁絵はない代わりに、鳥のシルエットが描かれたタイル絵が同じ構図で3つ並んでいた。


全体をみると、まあまあ普通の作りで、特にここにしかないような設備はないかなといった感じだ。なので遠方からわざわざ来るところではないかもしれない。ただ清掃はしっかりしていて、温度も適切。そしてなによりも受付の対応が素晴らしい。
毎日通いたい銭湯とは、こういうところではないかと感じた。


【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 吉野町
経路 川を渡る
周辺の環境 住宅

●空間演出
建物外観 ピンクのマンション
壁画・眺望 鳥のタイル絵
統一感 あり
置物 特になし
照明 ふつう

★設備
休憩所 ロビー
脱衣所 ふつう
シャワーの出 ふつう
浴槽の種類 薬湯、座湯、バイブラ、寝湯、電気風呂、水風呂
サウナ あり
温度 42℃
棚 なし
男女入れ替え なし

■サービス
接客 素晴らしい
清潔さ ふつう
貸しタオル あり(0円)
備え付け なし

◆人
受付 70代の女性
客層 高齢者


【案内】

住所
〒232-0033 
横浜市南区中村町4-287-4

電話
045-251-2562

営業時間
15:30〜23:00

定休日
毎週月・水曜日

※神奈川県公衆浴場業生活衛生同業組合
ホームページ転載


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4 コメント

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Unknown (southandnorthface)
2020-04-23 23:03:31
@p4p そうなんですよ!
ホーム銭湯(そういえば自分にはないかも…しいていえば鷲の湯か)って、奇抜なものとかじゃなくて、ホッとするような安心感があるところなんですよね。
その意味で、まさしく桜湯はそうしたホーム銭湯としての理想的な場所かなと思いました。

サウナが使えないのは、青森もなんですね! 東京、神奈川は全滅です。首都圏のサウナは完全に閉鎖されてます。
関東と比べたら青森は感染者がいないに等しいと思うのですが、これは全国的に起きてる現象なんでしょうね。
元々、ふつうの銭湯でサウナは利用しないのであまり不便さは感じてないですが、時間短縮や窓口にビニールカーテンを設置したり(効果は懐疑的ですが)色々と影響を感じています。
じつはこの前も東京の某銭湯を訪ねたら入浴を断られそうになりました。結局わけあって入れたのですが、今年のゴールデンウイークは自粛一辺倒になりそうです!
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Unknown (p4p)
2020-04-23 22:39:17
確かに設備的には普通の古めの銭湯ですが、行き届いた清掃、 適温の温度設定、素晴らしい受付の対応。安心感があってホーム銭湯にしたくなる気持ちもわかります。露天や炭酸泉が無くても、通いたいと思える銭湯は沢山ありますよね。

そういえば、こないだ行った銭湯で利用できなかったのですが、横浜でもサウナだけ閉鎖している銭湯ってあります?
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Unknown (southandnorthface)
2020-04-23 15:11:41
野次馬ジジイさん

いつもコメントありがとうございます!
黒澤明の映画「天国と地獄」は知ってたのですが、まさか稲荷坂が舞台とは知りませんでした。
ネットで検索してみると、映画タイトルの撮影地点やロケ地がまさに稲荷坂だったんですね。
また一つ勉強させて頂きました。ありがとうございます!
黒澤明と同じ場所で写真を撮影していたなんてすごく嬉しいです(笑)
返信する
あの坂は (野次馬ジジイ)
2020-04-23 12:57:19
こんにちは。
桜湯の前は何度か団体徘徊で通っています、
あの坂は三船敏郎主演の天国と地獄で
映されてていた坂です。
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