東京・板橋本町
#竹の湯
都営地下鉄
#板橋本町駅
▲板橋本町
▲出て振り返る
▲出たら左を歩く。左に見えるのは病院
▲ここでストップ
▲右に渡る
▲横断歩道を渡り
▲真っ直ぐ進んだ先の旧中山道を歩く
▲旧中山道ということで、江戸時代から賑わったところのようだ
▲江戸情緒はすっかり消えてなくなっているけれども…
▲しばらく歩くと
▲ここで立ち止まって
▲しばらく歩くと
▲ここで立ち止まって
▲左折
▲目印は、この縁切榎(えんきりえのき)
▲縁を切りたい人や良縁を求める人々が祀ったところらしい
▲その縁切榎の横を歩き
▲ここを左折すれば
▲竹の湯がみえてくる
▲年末年始のお知らせ
▲その縁切榎の横を歩き
▲ここを左折すれば
▲竹の湯がみえてくる
▲年末年始のお知らせ
▲到着
中に入ると、昔ながらの番台がある銭湯の入り口だ。
右側が男湯になっていて、自動扉をあけるとすぐ目の前に番台というか、昔の高いところから見下ろすタイプではなく、完全にこちらを向いた作り。ほぼフロントと呼ぶべきなのかもしれない。
座るのは80代になるかという男性。
マスクはしておらず、透明シートのようなものもない。コロナ対策を啓蒙するポスターなども勿論なくて、まったくここはコロナに関心がないようだ。
対面の折りに、「こんにちは、貸しタオルありますか?」と聞くと、よく聞き取れなかったらしく、少々戸惑った様子を見せた。
「耳が遠いから…」と言われて、「貸しありますか!」と聞くが、それでも通じず、「タオル?タオルあそこ!」と脱衣場の島ロッカーを指さして、貸しタオルはないのかな?と思ったので、「おいくらですか?」と聞いてもまたしても聞こえないらしく、「(ためらいの間をあけて)シャンプー?シャンプーは中にあるから!」「いえ、タオルおいくらですか?」
しばらく沈黙のあと、やはり聞こえてなかったらしく、
「タオルは、そこ!」
「シャンプーは中にあるから!」
とかなり不機嫌にさせてしまったけれども、最後に「貸しタオルと、新しいタオルある!」と話して、なんだ貸しタオルあるのかと思い、指さして「貸しタオルお願いします!(飛沫が飛ばない程度に)」と大声で話したら、それもたぶん聞こえてなかったと思うけど、渡してくれた。
ここまで耳が遠いとなかなかコミュニケーションが大変である。
500円を出すとお釣りが30円だったので、貸しタオルは無料だったようだ。
500円を出すとお釣りが30円だったので、貸しタオルは無料だったようだ。
帰りは「ハイ、どうもー!」と元気よく挨拶してくれた。
脱衣場は島ロッカーが真ん中にあって、間仕切りには大きな鏡。手前側には、テーブルに椅子、マッサージチェア、それと血圧計があった。身長計もある。
全体的に昭和の古さをそのまま残しているところだ。所々、ビンテージなものを見つけることができた。
出典:東京銭湯ホームページ引用
扉を開けると、扉の取っ手が上だけ外れていた。これ以上壊れないようにゆっくり扉を閉めて浴室全体をみると、かなりシンプルな作りである。
左に浴槽。右が洗い場(カラン)ときちんと分かれている。
立ちシャワーなどはなくて、カランも単に固定シャワーがついているだけ。
ただ、ここは古い銭湯では珍しく備え付け(シャンプー)が置いてある。
シャワーは時折ぬるくなったり、若干温度の安定性に欠けた。
出典:東京銭湯ホームページ引用
浴槽は手前から奥に掛けて縦長なので、かなり広いと感じる。手前が浅浴槽でジェットバスが真ん中に2つついている。
奥は深浴槽で、単に深いだけ。
最初に広い浅浴槽に入ると、めちゃくちゃ熱い。おそらく47℃前後だったと思われる。
心の中では、ァちーと思いながら、悠々自適に入っている高齢者を横目でみると、ガンガン水を埋めて入っていた。常連客でもストレートで入るのは厳しいようだ。無理して入った自分が馬鹿みたいである。深浴槽もおなじ温度だった。
出典:東京銭湯ホームページ引用
間仕切り壁のところは、田舎の湖畔の風景で、西洋風の建物が並ぶ。
奥の壁絵は、富士山の絵であるが、その富士山はというと右端に申しわけなさそうに描かれているだけで、真ん中にはスカイツリーがドーンとある。
なので、そんなに昔に描かれた絵ではないと思うのだが、だいぶ所々が剥がれていて、黒ずんでいた。
浴室全体も壊れたままの部分が多く見られ、老朽化はだいぶ進行していた。
客層は一人だけ若い人を見かけたが、あとは全員高齢者。もう椅子に座らないと着替えられない人もいたりする。ヨボヨボのおじいちゃんばかりだ。
全体の作りをみると極めてシンプルで、とくに拘った感じのところはなかったけれども、浴槽は広く、静かでゆったりとした時間が流れる銭湯だった。
【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 板橋本町
経路 旧中山道
周辺の環境 縁切榎
●空間演出
建物外観 古い建物
壁画・眺望 富士山とスカイツリー
統一感 あり
置物 なし
照明 ふつう
★設備
休憩所 脱衣場兼
脱衣所 古典的
シャワーの出 ふつう
浴槽の種類 ジェットバス
サウナ なし
温度 47℃
棚 なし
男女入れ替え なし
■サービス
接客 元気ハツラツ
清潔さ ふつう
貸しタオル あり(0円)
備え付け あり
◆人
受付 80代ぐらいの男性
客層 高齢者メイン
【案内】
住所
〒173-0001
板橋区本町18−3
電話番号
03-3962-9465
アクセス
都営三田線「板橋本町」駅下車、徒歩5分
休日
月曜
営業時間
15:20−24:00
日曜14:20−24:00
※東京銭湯ホームページ転載
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