#勝どき湯
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・プロ仕様の丁寧な接客
・和洋折衷の内装
・シンプルだが個性が光る
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都営地下鉄大江戸線
#勝どき駅
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▲勝どき駅。2000年に大江戸線が開通したのを機に月島をウォーターフロントとして発展させてきた主要な駅だ
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▲階段をのぼると
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▲改札口
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▲出ると目の前に地図がある
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▲今ここで
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▲まっすぐ西に進むだけ
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▲とりあえず公園がある出口にむかう
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▲こっちに出てもいいし
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▲今回はエレベーターであがる
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▲エレベーターであがってきたところ
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▲公園を横切る
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▲この児童公園は夕方頃になると子どもたちで溢れ返り、昭和の光景をみているような気分になった
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▲ここまで来たら左折する
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▲左に曲がったところ
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▲公園内に御輿が飾られてあった
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▲東京下町のアイコンのような存在なのだろう
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▲公園を抜けると、奥にみえる路地にそのまま入っていく
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▲あとはまっすぐ行くだけだ
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▲右に赤い枠のマンションがみえてくると思うが
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▲それが勝どき湯の入るマンション
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▲工事前に訪れて運が良かった
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▲中に入ると…あれ? 銭湯がない
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▲と思って看板をみると
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▲土日がお休みの銭湯はかなり珍しい
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▲しかも二部制
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▲さらに地下へと降りていく
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ちゃんとエレベーターもあるので、足が不自由な人などはそちらを利用したほうがいいだろう。マンション銭湯で地下に潜るのは初めて。
地下を降りると、ようやく入り口がみえてきて、手前が下足箱を入れるスペースで、奥がフロント。このあたりは普通の銭湯とおなじスタイルである。
サンダルを預けて奥に進むと、フロントでは、なんと三人が対応していた。
受付に立つのは60代ぐらいの女性と、フロントの外で立ってるのがおなじく60代か70代ぐらいの男性。比較的若い女性が奥で作業をしていた。
入る瞬間から「いらっしゃいませ」と元気よく挨拶をしてくれるので、とても気分がいい。
「すみません、貸しタオルありますか?」と訊ねると、「貸しタオルはないけど販売ならあります」ということで、厚手のタオル(200円)とシャンプーセットのタオル(150円)を提示してもらい、150円の方をいただくことに。
受付の女性は最初から最後まで気を使ってくれて、こちらが恐縮してしまうほどだ。
受付を済ませると、手元には用紙が置いてあり、住所と氏名、それと電話番号を書く欄がある。コロナの感染が発覚した場合に連絡するためのもののようだ。
公共施設だとこうした記入を義務づけるところはあるが、一般の銭湯でここまで徹底してるところは記憶にない。
男湯は右の手前で、女湯が奥側だった。
中に入ると、とても綺麗でシンプルな造りであるが、不気味なほど静か。生活感をそぎ落とした独特の雰囲気を感じる。
右手前には洗面台があり、奥にロッカーが並ぶ。
ロッカーは受付の時に鍵が手渡されるので、その指定されたロッカーの番号を探して該当するロッカーを使用する。
注意書きをみると、刺青(タトゥー)を入れた人は入浴禁止とあった。
最近の銭湯らしいといえばそれまでだが、こうした下町だと刺青を入れた人は多いだろうから、勝どき湯の方針は意外である。
浴室の扉はこれまた変わったもので、シンプルだけど白い洋風のデザインをした大きな引き戸だった。
開けると、浴室には島カランが2つあって、左壁(間仕切り壁)にもカランがある。
ただ、カランの数は島で縦に3つだけ。そのうちの真ん中がコロナの影響で間引いているので実質2つ。
左の間仕切り壁のところだけは間引いていなかった。各カランのところに備え付けがある。
先ほどの入り口右側には立ちシャワーが2つ。
カーテン付きで、手前は狭く、奥はかなりスペースがあった。なぜ広さが均等でないのかは分からない。
シャワーは勢いがあるものの幅が狭く、使い勝手はかなり微妙。
その立ちシャワーの奥に小さいながらサウナがあった。当然ながらコロナ渦ということで自粛中。
浴槽はかなり広くて、右と左に分かれている。右は若干狭く、左はだいぶ大きく取ってある。右側の浴槽に手を入れてみると、なんと水風呂だった。水風呂として考えたらかなり広いスペースで、5、6人は入れるのではないかと思う。
一方で、温度はぬるめで、20℃は確実に越えてたと思われる。
その水風呂はサウナがないせいか、終始誰も使っていなかった。
左が主浴槽で、変哲もない白湯。足を入れてみたところかなり熱く感じた。中には、まるで親に怒られた子どものように神妙な面もちで体をかきむしってる高齢者もいた。とはいえ、せいぜい45~46℃ほどだろうか。慣れてしまえばめちゃくちゃ熱いわけではない。
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出典:東京銭湯ホームページ引用
浴室全体は白を基調としており、天井は地下にあるということで低く、スペースはどちらかといえば狭い方かもしれないが、湯船が広いせいか窮屈感はなかった。
壁絵はこれまた風変わりで、変わった額縁に油絵が入っている。題材はおそらく蓮の絵ではないかと思う。
客層は全員高齢者で、おそらく女性側も話し声の調子からしてそんな感じだった。
コロナ渦の影響か土日が休みということで、利用するのは地元の人ばかりだろう。
接客はホスピタリティにあふれ、独自の雰囲気を持つ個性的な銭湯だった。
【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 勝どき湯
経路 海側へ
周辺の環境 海と高層マンション
●空間演出
建物外観 マンション
壁画・眺望 油絵
統一感 あり
置物 なし
照明 明るい
★設備
休憩所 ロビー
脱衣所 きれい
シャワーの出 使いやすい
浴槽の種類 水風呂、バイブラ、ハイパージェット
サウナ あり(中止)
温度 45℃
棚 なし
男女入れ替え なし
■サービス
接客 もの凄く丁寧
清潔さ きれい
貸しタオル なし(円)
備え付け あり
◆人
受付 60代の女性
客層 高齢者
【案内】
住所
〒104-0054
中央区勝どき3−9−7
電話番号
03-5560-1019
アクセス大江戸線「勝どき」駅下車、徒歩3分
休日
日曜
※当面は土曜も休業
営業時間
15:30−22:00
※18:30~19:30は館内消毒作業のため入浴不可
※東京銭湯ホームページ転載
私だったらこの銭湯は絶対に見つけられませんね^ ^普通のマンションだもの。入り口にのれんも無いのね。
こんばんは。
自分もGoogleマップがなかったら、たぶんグルグルまわってたと思います笑
入り口が完全にマンションと同化してたので、なにも知らない人だったらここに銭湯があること自体気がつかないでしょうね。
あまり積極的に営業しようとする姿勢がないのか、不思議な雰囲気をもつ銭湯でした。
(温泉入浴と入れ墨問題 高橋祐次先生講義より。)
大変勉強になりました。
貴重なコメントありがとうございます。
この刺青を巡る問題は、ずっと前から疑問に思っていました。
銭湯を名乗ってるところは公衆衛生を担う仕事として税金の補填や免除を受けているわけで、経営方針だけで入浴客を拒否するのはやはり無理があるのではないかと思っていたからです。
拒否するにしても、ほかのお客さんを脅したり暴力を振るうのであればもちろん入店拒否はやむをえないのですが、マナーを守ってる人を刺青だけで(まわりを不安にさせるからという理由だけで)拒絶するのは人権侵害にもつながり兼ねません。
一方で刺青を入れた人が怖いからとお客さんが減ってしまうようだと、経営的な問題が生じるので難しいところですが…。
しかし今まで銭湯巡りをしてきた中で、刺青の人がいるから不人気なんてところは一度も見たことながなく、むしろ堂々と刺青の人OKと公言してるところのほうが人気店ばかりです。
でも、親分の背中を子分が背中流してるのを見た時はちっとビビりましたけど^ ^
その通りなんですよね。経験的には、刺青を入れた人のほうが気を使ってくれたりすので、むしろルールを守る人ぐらいの印象なんですけど、たしかに刺青=暴力団というのが世間一般のイメージとして定着してるので、なかなか難しい問題ではあります。
自分も横浜の銭湯で親分の背中を流してるのを見ました。任侠の世界がまだ生きてることにちょっと感動しました笑