音の四季~風の彩

作曲家、しの笛・龍笛奏者、ジャズピアニスト、城山如水の徒然日記。
オカリナ、フルートの事も・・・・

原発と火力発電と電力料金値上げ

2012年05月21日 | 日常雑感
原発を再稼動しなければ火力発電の燃料費コストが上がるので、原発再稼動が必要と、妙な説明を政府と電力会社が始めているようだ。

どこまで国民をだましたら気が済むのだろう。国民をどこまで馬鹿にしているんだろう、と電力会社と政府が憐れに思えた。

電力会社と政府は、あの手この手で原発再稼動をしようと考えているようだ。

電力会社と政府は経済利益優先と経済利権優先で「生命倫理」が無い。

万が一の原発事故が起こった場合、狭い日本の国土で、環境と国民の財産と、なによりも人命、ことに子供達を放射能からいかに守るのか。

電力会社と政府は福島原発事故からまだ何も学んでいない。第一、事故の検証さえ済んでいない。


この問題は、まず原発ゼロを目指すということから検討を始めたら、たくさんの案が出てくる。

火力発電は燃料コストが安定しないから、経済界にも打撃が大きい。

ならば水力発電、揚水発電、地熱発電、海流・潮流発電・・・などの方法がいくらでもある。

藻を使った石油の生産法もある。

それら総ての可能性を無視するか抹殺して原発再稼動ありきで議論が進んでいる。

電力会社はもう全く信用できないので、政府は発送電の分離をして、電力会社の独占体制を解体、そして第3の電力の導入に踏み切るべきだろう。

原発再稼動ありきで、詭弁を弄すると電力料金値上げなどナンセンスな話ばかりが出てくる。

第3のクリーン電力の可能性は、実のところはどうなのか。

政府や企業の既成利権が第3の電力導入、発送電の分離、独占体制の解体を阻害していないか。

ジャーナリズムとマスコミが徹底した取材で検証してもらいたいと思う。

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