音の四季~風の彩

作曲家、しの笛・龍笛奏者、ジャズピアニスト、城山如水の徒然日記。
オカリナ、フルートの事も・・・・

芸能人・アーティストの原発発言 言論の自由、表現の自由

2011年08月04日 | 日常雑感
男性の俳優が、原発反対発言をしたことによりドラマの仕事を降ろされたということが報道されていた。
このことで事務所にも居づらくなり、フリーで頑張っているそうだ。
なぜかというと、原発に対する自分の意見を主張していきたいからだそうだ。

また歌手であるアーティストが、電力は余っている、原発はいらないという歌を発表したところ不適切であると発売禁止になったこともあるそうだ。

それにしても、こういった俳優さんやアーティストは信念があって素晴らしいなあと思う。

電力会社によるスポンサー圧力は、こんなところにまで及んでいるんだなあと思った。

マスメディアについては電力会社のスポンサー料が大きいので、電力会社の顔色を窺いながらという姿勢であったようだ。

しかし、すべての国民は憲法で言論の自由、表現の自由を保障されており、思想・信条の自由が保障されている。

また思想・信条については表明する自由も、しない自由も保障されている。

海外のアーティストは様々な抗議行動を起こしたり、歌でメッセージも送る。

アーティスト自身は信条の表明を要求されるくらいだ。

これとは正反対の日本の現状は妙だなあと思う。

芸能人、タレント、アーティストの原発に対する意見表明を阻害する事務所などは、公表したらどうなんだろう。

もちろん公共の電波を使って個人の意見を流すのはルール違反だが、ブログなどで個人の意見を述べるなどはなんの問題もないと思うのだが。

アーティスト、芸能人などは、原発論議に無関心な国民を巻き込んで先導していくくらいの発言をするべきだと思う。


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