戦争の形態が第二次世界大戦以後、現代戦争で決定的に変化しているのは「無人攻撃機」の登場だろう。
原水爆や大型爆弾による破壊は民間人を巻き込む大惨事をもたらす。
現代のレーダー誘導爆弾とそれを運ぶステルス機は地球の反対側から操縦される。
無人機「プレデター」は高度5000m~1万mを飛行するため発見はまず難しい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/RQ-1_%E3%83%97%E3%83%A…F%E3%83%BC
ヘルファイヤーミサイルを3機搭載しているため、上空から攻撃されると、誰がどこから攻撃したかも判らない恐怖が生まれる。
その攻撃は正確無比で狙われたらまず助からない。
どこから狙われているかわからないという恐怖感は戦闘意欲を喪失させる。
実戦投入が予定されている「ドミネーター」はさらに驚異的だ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%84%A1%E4%BA%BA%E8%…A%E6%A9%9F
全長90cmの使い捨ての無人攻撃機だ。
各機が3発の爆弾を搭載し、もし命中しなければドミネーター自体がミサイルとなって標的を破壊する。
このドミネーターの破壊的脅威は、100機単位で連携して行動し、一戦場に数百機が投入されるということだ。
空を埋め尽くす無人攻撃機ドミネーターが正確無比に標的を破壊する戦場では、逃れるすべはない。
何よりドミネーターはピンポイントを正確無比に攻撃するからだ。
現代の戦場は主戦力が無人攻撃に移行しつつある。